style
Where the runway meets the street

ブランド:MISTERGENTLEMAN(ミスタージェントルマン)

キールック:LOOK3や5には、パンツの上から着用するレッグカバーシリーズが登場。パンツとのレイヤードも楽しめ、ダウンタイプの展開もあり機能性にも長けている。LOO14の最大限までダウンを詰めたというノーカラーショートダウンジャケットは、前身頃を重ねてボタン留めするデザイン。ボリューム感と特徴的なシルエットやレイヤードなど、表情を楽しめる。

内容:今季は、1月末に逝去したデザイナー・オオスミタケシが吉井雄一とともにデザインした最後のコレクションになる。コロナ禍で「改めて人類が直面する危機や不安を超えた先にあるべき愛と平和を願う」というキーワードをグラフィックに落とし込み、コーディネートの中に潜ませた。同ブランドとしては初となるメッセージ性の強いコレクションに仕上げたという。スタイリングの中にはオオスミタケシによるPHENOMENON時代の代表的なパターンの「レモンツリーカモ」や「ブルータイガーカモ」を、当時からオオスミのクリエイションを知るファンのために復刻。初のG-SHOCKとのコラボレーションとして、G-SHOCKの原点であるスクエアケースを採用した「DW-5600」にELバックライトを搭載した「DW-5600E」を、コレクションでも基調としたテーマカラーの一つのベージュカラーで用意した。本編のショー音楽は、アーティストのKIRIやDSKE、瀧見憲司が選曲したものを編集。オオスミの音楽作品としては最後のものとなる2018年における大沢伸一のソロプロジェクトMONDO GROSSOのアルバムで収録した「One Temperature ft. Big-O」を、本編後の献花式に使用した。この日のために大沢が編曲したピアノとオオスミのラップを前面に打ち出した新バージョンとなっている。梶谷好孝が手がける「YOSHiKO CREATiON(ヨシコ クリエーション)」と2度目となるコラボアイテムも製作。レザーと金属チェーンを組み合わせた2WAYで着用できるアクセサリーや、バンダナ柄を刻印したシルバーカレッジリングをデザインした。瀧見サキによる「SAKIAS(サキアス)」とのコラボでは5ステッチシリーズから、ダブルソールの5ステッチサイドゴアブーツと、5ステッチロングブーツ、5ステッチジョージズブーツを展開。岩渕るみ子がデザイナーを務める「Bijou R.I(ビジューアールアイ)」とは長さを調節できるロングウォレットチェーンや、チェーンネックレス、アクリル製のクリアチェーンを用いたネックレスとピアス、パール×チェーンアイテムなど幅広く展開する。