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伊アルカンターラ社、サステナビリティレポート発表
企業：Alcantara（アルカンターラ）
内容：高品質マテリアル「Alcantara®」を提供する伊アルカンターラ社は、第11版となるサステナビリティレポートを発表。
カーボン・ニュートラルの認証を2020年度まで11年連続受賞してきた同社。生産プロセスをはじめ、製品の利用から廃棄などCO2の排出・吸収のバランスゼロを実現してきた。リポートではまず、生産過程でバイオベースの原材料使用を、フードチェーンを阻害することなく最大化したことについて触れ、企業ポートフォリオにはリサイクル原材料を増やすための特別な材料を使用するなど、2024年までのサステナビリティプランを更新。同社の掲げる主な目標を再確認した。
サプライチェーンを通じ調達方針への同社としての責任もさらに強化する。国連が支援するオフセットプロジェクトでは、CO2排出への対策とニュートラル化を進め、世界の最貧国や開発途上国での再生可能エネルギー資源の使用を拡大。CO2排出対策としては、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト（CDP）に再び参加した。
EUの気候・エネルギー政策フレームワークに従い、長期脱炭素化プランも始動。オフセットシェアを減らしながら、CO2排出量の削減割合を2030年までに50％以上、2050年までに90％以上にする考えだ。レポートでは、新型コロナウイルスの組織的な感染対策として、従業員が個人防護具や体温検出スキャナーによる体温・血清検査を利用するなどの安全対策を取っていることも明らかにした。
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