クレイグ・グリーンがMONCLER GENIUSのプロジェクトについて語る
- By HighsnobietyJapan in style
- 2018年12月9日
MONCLER(モンクレール)のプロジェクトの一環であるMONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)に新進気鋭のデザイナー、クレイグ・グリーン(CRAIG GREEN)が参加し、大きな話題を呼んだ。まるで芸術作品を見ているかのようなアイテムのディティールは、防御的側面や身体が持つ機能性といった“人間の本質”にフォーカスしたプロセスがあるとのこと。ライフジャケットや救命ボートを彷彿とさせる彼のパフォーマンス力には毎回驚かさせられるばかりである。世界中から注目を集めるグリーンに、今回のプロジェクトについては勿論、その原動力、発想力の源について尋ねてみた。
MONCLER GENIUSのプロジェクトに参加すると聞いた時の率直な感想をお聞かせ下さい。
今回のプロジェクトの話を聞いた時には既に、MONCLER C(モンクレール C)のカプセルコレクションに取り掛かっていたから、MONCLERと継続してコラボレーションをして、こうしてまたアイデアやコンセプトを一緒に考えられるのはとても光栄なことだよ。
あなたにとってMONCLERとはどのような存在ですか?
MONCLERは常に、消費者優先での商品開発の先駆者であり続けている思います。MONCLERでいうフェザーダウンジャケットのようなアイコン商品を持つことは、成功者の証であると思うし、伝統と革新をうまく両立させながら、フェザーダウンジャケット一筋で追求し続けられていることには、頭が上がらないよ。
作品の全体的なテーマをお聞かせ下さい。
光と影、重さと軽さのコントラストに基づいていて、ずっしりしたモノでも、空気のように軽いという考え方です。アイテムの形やシルエットに焦点を当てた時、防護服や機能、ダウン素材が、いかに体を歪曲させ、曖昧に出来るのかを追求したんだ。
あなたのファーストコレクションを見た時の衝撃は今でも覚えています。人を驚かすクリエイティブな発想を持続することはとても困難なことだと思いますが、日々どのような努力をして新たなクリエイティブを生み出しているのでしょうか?
毎日が勉強で、実験的なプロセスや、今も成長を感じられることが嬉しいんです。デザイナーとして、新しいモノを生み出す為に、今後も常に物事を先進的な思考で考えて、発信しなければいけないという責任も感じているよ。
5 MONCLER CRAIG GREENのルック画像は、以下のギャラリーから。