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Where the runway meets the street

ブランド:LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)

LOUIS VUITTONは1月20日(木)、昨年11月に死去したメンズ アーティスティック・ディレクター、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)による2022秋冬メンズ・コレクションを発表した。

ヴァージルによるLOUIS VUITTONで8シーズン目となるメンズコレクションでは、「Louis Dreamhouse™」をテーマに、想像力の火花の先にある新世界でファンタジーが現実として現れるシュールレアル(超現実)を描いた。夕焼けの色で表現した招待状には、決意と忍耐の霊鳥として2羽のキツツキを添え、英監督ケイレブ・フェミ(Caleb Femi)による映像に続きランウェイが幕を開けた。

「子供の純粋な目で世界を見る」というヴァージルの哲学に基づく「Boyhood Ideology®」で、夢の実現が可能だと伝えたコレクションは、ヴァージルが手掛けたデザイン、プレゼンテーションフォーマットを、メゾンで共に活動してきたクリエイティブチームとコラボレーターたちが形にした。
「高い・低い」「黒・白」「男性的・女性的」などの偏見を破り、仕立て服やスポーツウェア、ドレスなどを変化させ新たな手法でパッチワークのように再構築。写実派やシュールレアリストの画家の作品も取り入れ、責任を意味するトーチの受け渡しから、勝利、決心まで、コレクションの主人公となる少年が大人への成長を辿る物語を通過儀礼として描いた。

「Louis Dreamhouse™」と呼ばれる建造物を特設したランウェイでは、モノトーンや全身鮮やかなパープルのテーラリングなどをはじめ、絵画作品を落とし込んだ構築的なジャケットやゆったりとしたフーディーやワイドパンツなどのストリートテイスト、ブーケを模したバッグなどのアクセサリーが目を引いた。

 

 

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