ブランド初のランウェイショーを開催
UNITED COLORS OF BENETTON
- By HighsnobietyJapan in style
- 2019年2月27日
UNITED COLORS OF BENETTON(ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン)は、ミラノファッションウィークでブランド初となるランウェイショーを開催した。
今ショーのタイトルとなったのは「RAINBOW MACHINE」。
「レインボー」は創業者のルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)とデザイナーのジャン=シャルル・ド・カステルバジャック(Jean-Charles de Castelbajac)との共通ビジョンだという。カステルバジャックは「ルチアーノと私は、色そのものです」と述べ、虹を構成する原色のイエロー・レッド・グリーン・ブルーをメインのカラーパレットに、ブラックを差し色に使ったコレクションを披露した。
一方のテーマ「マシーン」は、独自のノウハウと専門知識を持つ同ブランドの伝統産業へのトリビュートを意味している。ランウェイには、実際のニット編み機がオリビエーロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)撮影による巨大なクローズアップ写真と共に設置された。
ショーは、同ブランドが毎シーズンの生産だけに注力したものではなく、今後の新しいクリエイションの方向性を表現するために開いた。登場したのはベーシックなファッション好きなら、誰しもがワードローブの中に持っていそうなアイテムを、カジュアルに再現したルックの数々。
カステルバジャックは、このコレクションを「ベーシックアイテムのアップデート」と表現し、ロゴやカラーバリエーション、製品染めされたニットウェア、スポーティかつシックな姿勢といった、30年以上続くブランドの歴史にオマージュを捧げた。
ショーのサウンドトラックは、世界的に活躍するデザイナーと同じくフランス人であるサウンドデザイナーのミシェル・ゴベール(Michel Gaubert)が手掛けた。
全ルックは下記のギャラリーから。