CELINE、パフュームコレクションから新作「ZOUZOU」発売。20世紀のフランス人女性をイメージ
- By HighsnobietyJapan in life
- 2024年4月26日
ブランド:CELINE(セリーヌ)
CELINEのパフュームコレクション「HAUTE PARFUMERIE(オート パフューマリー)」のデイラインから、新作「ZOUZOU(ズーズー)」が登場。
ユートピア的な青春をテーマにしたパフュームを作ることを目指したエディ・スリマン(Hedi Slimane)は、若かりし頃のフランス人作家、フランソワーズ・サガン(Françoise Sagan)の無鉄砲さ、ジャン・リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard)が撮影したジーン・セバーグ(Jean Seberg)の純真な少年らしさ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが奏でる「ヘロイン」など、若い女性達のイメージを1つの香水の中に凝縮し、20世紀に登場した髪の短い若い女性を表すニックネーム「ZOUZOU」を名前に採用。
アンバーとムスクの香りは、キャラメルを思わせるバームアコードが主役。ベンゾインとトンカビーンを中心につくられたこのフレグランスには、メゾン独特のシックでネオクラシックなひねりが加えられ、パチョリとラブダナムがアンバリーでエレガントなアコードを強調し、ムスクとバニラがCELINEの全ての香りに共通するパウダリーノートを引き立てられている。パリのティーンエイジャーのエスプリを繊細に表現。
エディ・スリマンデザインによる長方形のボトルは、鋭いエッジの溝で両面が装飾され、ファセット加工を施したブラックラッカーのキャップでトップを装飾。ボックスは、CELINEのアトリエがあるパリのヴィヴィエンヌ通り16番地にあるコルベール ドゥ トルシーの木工パネルに着想し、17世紀のモールディング加工を再現する「グレイン ド プードル」の質感とエンボス加工を施した紙をあしらった。キャップのトップにはメゾンのエンブレムである「トリオンフ」を刻んでいる。
- PHOTOGRAPHY: @HEDISLIMANE