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Life beyond style

ファッションブランド「READYMADE(レディメイド)」は、新たな取り組みとして家具の取扱を開始、2021年夏に「EASY CHAIR」を発売する。

アパレルやバッグをデザインしてきたデザイナーの細川雄太が、家具を作りたいという長年の思いを今回実現した。

READYMADEはデビュー当時から「サステナブル」を一貫しており、「本来不要なモノとして破棄されていくようなものを循環させ、価値のあるものに生まれ変わらせる」というコンセプトの下、今回の取り組みでも海洋プラスチックゴミを取り巻く環境問題を考え、椅子の枠組にはペットボトルのキャップをリサイクルした素材を採用している。

元々のペットボトルのキャップの色を活かしているため、アイテムは制作の度に色や柄の出方が異なる一点物。モザイクのような柄は、海洋ゴミが海に浮いている場面を表現した。座面は、ツル状の植物である籐を職人が丁寧に編み上げ、枠組みとのコントラストが特徴的なデザインとなっている。座面の裏面には、椅子を仕上げた職人のサインと製造年月日、ブランドロゴを刻印したプレートをあしらった。

価格は600,000円(税抜)。2021年夏頃に国内READYMADE正規取扱店で発売予定。