art

蔡國強 2023 撮影:AIDRIAN GAUT

蔡國強「CAITM の受胎告知」2023 火薬、ガラス、鏡、木製パネル 七曲屏風 200×560cm 撮影:趙夢佳 提供:蔡スタジオ

蔡國強「銀河で氷戯」2020 火薬、ガラス、鏡 205×915cm 撮影:蔡文悠 提供:蔡スタジオ

蔡國強「ノンブランド・非品牌 5」2019 火薬、ガラス、鏡 183×152.5cm Download the HR images 撮影:蔡文悠 提供:蔡スタジオ

蔡國強、「原初火球 THE PROJECT FOR PROJECTS」 P3 ART AND ENVIRONMENTでの展示風景、1991 年。撮影:萩原義弘 提供:蔡スタジオ

蔡國強「影:庇護のための祈り」1985〜86火薬、墨、蝋燭、油彩、キャンバス、木製パネル 155×300cm 提供:蔡スタジオ

蔡國強、「胎動II:外星人のためのプロジェクト NO. 9」の制作風景、1991年。提供:蔡スタジオ

ブランド:SAINT LAURENT(サンローラン)

現代美術家・蔡國強(ツァイ・グオチャン・さい・こっきょう)の個展「蔡國強 宇宙遊―〈原初火球〉から始まる」を国立新美術館とSAINT LAURENTとの共催にて開催。

蔡國強が30年前に発表した展覧会「原初火球」を芸術的宇宙大爆発の原点と捉え、この爆発を引き起こしたものは何であり、その後今日まで何が起こったかを探求する。宇宙と見えない世界との対話を主軸に、作家として歩み始めた中国時代、芸術家としての重要な形成期である日本時代、アメリカや世界を舞台に活躍する現在までの創作活動と思考を遡り、宇宙が膨張するかのように拡大してきた蔡の活動をたどる壮大な旅路のような個展となる。

2000㎡に及ぶ企画展示室1Eの一方には、歴史的なインスタレーション<原初火球>が再現され、その中には、ガラスと鏡を使った新作火薬絵画3作品が展示される。隣り合ったもうひとつの核は、LEDを使った大規模なキネティック・ライト・インスタレーション≪未知との遭遇≫があり、観客は作品の中を自由に歩きながら体感することができる。

国内の国公立美術館と作家が所蔵する約50件の作品が展示され、知られざる多数の貴重なアーカイブ資料や記録映像、そしてアーティスト自身による一人称の説明が掲示されている。

蔡國強 宇宙遊 ―<原初火球>から始まる
会期:6月29日(木)〜8月21日(月)
休館日:毎週火曜日
時間:10:00〜18:00※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
入場料: 一般1,500円、大学生1000円
※高校生、18歳未満の方(学生証または年齢のわかるものが必要)は入場無料。
※障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料。