エキシビション「GUCCI VISIONS」が銀座で開催
- By HighsnobietyJapan in art
- 2023年10月24日
ブランド:GUCCI(グッチ)
GUCCIの102年の歴史を展望し、シグネチャーアイテムやアイコニックなモチーフ、歴代のクリエイティブ・ディレクターや職人たちの才能にオマージュを捧げるエキシビション「Gucci Visions」が、グッチ銀座 ギャラリーで開催。
2フロアからなる空間に、6つのイマーシブな展示ルームを展開し、GUCCIを象徴するテーマやアイコン、ハンドバッグ、ラゲージ、ウェアなどアーカイブから厳選された展示品が揃う。
Travel
「Travel」ルームでは、1921年のブランド創設時にグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)が目指した、当時のトラベラーのために最もエレガントなデザインと優れた機能を備えた美しいラゲージなどの数々の貴重なアーカイブ アイテムを紹介。GUCCIが辿った100年にわたる旅を思い起こさせる世界の都市を表す座標も揃う。
Icons
「Icons」ルームでは、GUCCIのアイデンティティの根幹をなす4つの重要なハンドバッグ ライン、「グッチ バンブー 1947」、「グッチ ホースビット 1955」、「ジャッキー 1961」、「グッチ ダイアナ」を壮大なスケールで展示。
Craftsmanship
「Craftsmanship」ルームは、GUCCIのビジョンを実現する、卓越した職人たちへのオマージュとして、GUCCI創設の地であるフィレンツェの郊外の街、スカンディッチにあるクラフツマンシップの継承と未来を見据えた研究・開発拠点、Gucci ArtLab(グッチ アートラボ)を思わせる設えとなっている。
Stars
「Stars」ルームでは、映画界や音楽界のスーパースターのために仕立てられたドレスを展示。グッチオ・グッチがロンドンのホテル、ザ・サヴォイのポーターとして初めて上流社会に接した時から、GUCCIの製品がハリウッドスターや世界を飛び回るジェットセッター達に愛用された1950~1960年代、そしてグラマラスの象徴としてのステータスを確立した1970~1980年代へと続く、GUCCIが約100年にわたって育んできた偉人やセレブリティ、クリエイターやアーティストたちとの関係性をたたえる。
Codes
ギャラリーの上層階にある「Codes」ルームには、トランクが迷路のように配置。ホースビット、GGパターン、フローラ プリント、「ジャッキー」バッグ、そして日本の職人とのコラボレーションアイテムなど、それぞれのトランクからGUCCIのクリエイティビティの様々な側面が垣間見える。
Flora
「Flora」ルームでは、グッチオ・グッチの息子、ロドルフォ・グッチ(Rodolfo Gucci)が、1966年にイタリアのアーティストでありイラストレーターのヴィットリオ・アッコルネロ・デ・テスタ(Vittorio Accornero de Testa)に依頼した美しいイラスト、「フローラ」が主役。シルク スカーフに用いられGUCCIのアイコンとなったフローラプリントは、自然界への愛を表現し、グッチ銀座 ギャラリーからグッチ銀座ビルの屋上へと続く階段を取り囲むように、巨大な花々が咲き誇るイマーシブなインスタレーションを展開。
GUCCI VISIONS
会場:グッチ銀座 ギャラリー (東京都中央区銀座4-4-10 グッチ銀座6-7階)
会期:10月19日(木)〜4月21日(日)
時間:11:00〜20:00
入場料:無料
※予約不要
※営業時間は一部変更になる可能性あり
- Photography: Courtesy of Gucci