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ブランド:FENDI(フェンディ)

FENDIのエキシビション「ハンド・イン・ハンド〜卓越した職人技への称賛」が4月20日(木)〜 5月8日(月)まで、東京・表参道で開催される。

2021年10月から約3カ月にわたり、本拠を置くローマの記念碑的建造物「イタリア文明宮(Palazzo della Civiltà Italiana)」にて開催していたエキシビションが、ローマに続く世界2番目の開催地として、東京・表参道に上陸。

このエキシビションでは、イタリア各地の職人たちのクラフツマンシップへの称賛、アーティスティック ディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)がデザインしたブランドのアイコンバッグである「バゲット(Baguette)」と「ピーカブー(Peekaboo)」にフォーカスしている。

世界中から選ばれたデザイナー、アーティストが、シルヴィアがデザインした真っ白いキャンバス地の「ピーカブー」を傑作へと変貌させ、「アーティスト ピーカブー」という名の作品を通し、それらのクリエイティブで実験的な作品を通して、デザインとファッションの融合を表現している。

 

ウンブリア(Umbria)州のジウディッタ・ブロゼッティ店4代目経営者マルタは、19世紀のアンティークな織機を使い、中世のデザインから着想を得た本物の手織布を生産。明るいロイヤルブルーでフィーチャーした歴史的な織物を再現し、手作りのマクラメレースで仕上げた。

サルデーニャ(Sardinia, Sardegna)島のスマルムーリ(Su Marmuri)女性協同組合は、手動の織機を使って職人たちが織り上げる複雑なドット形状のレリーフを特徴とする手織り技術「ピビオーネス(pibiones)」を使用している。スマルムーリの織り手たちが、ブラック・アンド・ホワイトの斜めストライプモチーフを作成し、FFロゴパターンが織り込まれたバッグを製作。ピビオーネス織りの表と裏、両面の美しさを見てもらえるようにと、裏地なしで仕上げられ、両サイドには長いムートンファーが飾られている。

ロンバルディア(Lombardy)州北部のベルトーニ・ヴァリジェリア(Bertoni Valigeria)は、3つの引き出しを備えたFF シャモアレザーの機能的なジュエリーボックスを、貴重なメノウで磨かれたクロコダイルで作られたエメラルドグリーンの「バゲット」に包んだ。

フェンディ ハンド・イン・ハンド エキシビション〜卓越した職人技への称賛
会期:4月20日(木)〜 5月8日(月)
時間:11:00〜20:00(最終入場19:00)※イベントなどにより、開催時間は予告なしに変更となる可能性あり
会場:東京都渋谷区神宮前6-35-6
入場料:入場無料(4月6日(木)〜FENDI公式アカウントから予約受付開始)