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ブランド: Tiffany & Co.(ティファニー)

Tiffany & Co.が、ニューヨーク五番街57丁目のNY本店を4月28日(金)にリニューアルオープン。名称も「ランドマーク(The Landmark)」に変更する。

1940年にNY本店が五番街に移転して以来、初の全面改装となり、マンハッタンで最大規模の店舗となる。元々のアイコニックな建造物やアトラスクロックが設置されたファサードのデザインはそのままに、新たに再解釈された店内空間が広がる。

建築家、ピーター・マリノ(Peter Marino)が店内空間の再構築を、建築家、重松象平がパートナーを務めるOMA ニューヨークが建物の中核と循環インフラの改修、さらに3階建て増築部分の指揮をとった。この3階建て部分は、1980年に増築されたオフィススペースに代わるもので、新旧2つの異なるデザインが融合されている。

メインフロアは、革新的なスカイライトよってジュエリーケースが照らされている。ダイヤモンドのファセットを抽象化したエレメントで構成された天井のインスタレーションが、部屋のほぼ全長にわたり伸び、Tiffany & Co.の権威と伝統へのオマージュが捧げられている。ランドマークの10のフロアには、ダミアン・ハースト(Damien Hirst)、ジュリアン・シュナーベル(Julian Schnabel)、ラシッド・ジョンソン(Rashid Johnson)、アナ・ウェイヤント(Anna Weyant)、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)など、著名なアーティストに制作を依頼した未公開作品を含む40点近いアート作品が随所に散りばめられている。

1階にはビデオウォールが設置され、オンにするとセントラルパークやマンハッタンのスカイラインが映し出され、オフにすると鏡が現れる。建物の全フロアに敷き詰められた寄木細工のフローリングは1940年に開店した当時のデザインのままになっている。正面には、ファサードに掲げられたアトラスクロックを着想源とする新たなティファニークロックが設置。

膨刻的なロッククリスタル素材の手すりが特徴の旋階段を設置。エルサ・ペレッティの官能的で有機的なフォルムに着想されたこの階段は3階から8階を繋ぎ、各階へはエレベーターでも行くことができる。

「ブルーボックスカフェ・バイ・ダニエル・ブリュー(Blue Box Cafe™ by Daniel Boulud)」では、Tiffany & Co.でのダイニング体験ができる。ニューヨークでミシュランを獲得したレストランのオーナーシェフであるダニエル・ブリュー(Daniel Boulud)が、朝食やティータイムなど、季節に合わせたデイタイムメニューを届ける。他にも、プライベートダイニングエリアやアートインスタレーションのあるバーも併設されている。

オープンを記念して、限定デザインやオリジナル商品を発表。ダイヤモンドウォッチや限定のホームオブジェ、ティファニー セッティングのエンゲージメントリングに着想されたアイウェアまで、バラエティ豊かに展開予定。また、ハイジュエリー コレクションも展示され、Tiffany & Co.のレガシーでもある128.54カラットの「ティファニー ダイヤモンド」のデザインが刷新され、ランドマークで初めて発表される。

環境、健康、ウェルビーイングをリードするTiffany & Co.の取り組みの一環として、サステナブルな運営を実現できるように建設され、WELL認証のプラチナランクとLEED認証のゴールドランク取得を目指している。

ランドマーク(The Landmark)
グランドオープン:4月28日(金)
住所:ニューヨーク五番街57丁目