style
Where the runway meets the street

BURBERRY(バーバリー)」は、チーフ・クリエイティブ・オフィサーであるリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)による2021年秋冬プレコレクションを発表。

今回のコレクションは、トーマス・バーバリー(Thomas Burberry)がブランドを立ち上げた当初から、「未知の世界を探求し切り拓いていく」というBURBERRYの核であるアウトドアへの繋がりから着想を得た。

カモフラージュをトレンチコートやメッシュのボディスーツにプリントし、花柄プリントをフィールドジャケットやカーゴパンツ、半袖シャツ、ジョギングパンツに施すなど、かけ離れたものを組み合わせて並べることで歴史を継承。多様なミックスで馴染みのあるアイテムやハウスコードにモダンな感性を融合し進化させた、リカルド・ティッシらしいコレクションに。

ブランドシグネチャーのチェックのコートは、ビロウポケット付きのジレが取り外し可能となっており、チェック柄のキルトとタキシードパンツで合わせた。イングリッシュフィットのスーツは、刺繍のディテールとクロップドパンツでリモデル。2019年秋冬より登場した「アーサー」スニーカーはチェックやカモフラージュ柄を新たに加えたほか、キューバンヒールのスタイルにアップデートした。

今やブランドのアイコンである「ローラ」バッグは、ユニオンジャックのインターシャレザーや、バッジアップリケ、モノグラム刺繍を施しポップに昇華され、英国カルチャーからのインスピレーションがうかがえる。

リカルド・ティッシは本コレクションについて、以下のようにコメントしている。

「このコレクションは全体を通して、自然のロマンスや美しさ、機能性と実用性を組み合わせ、私が愛するコントラストをなす自然の要素を探求し反映しています。英国の伝統的なドレスコードからインスパイアされ、そこに新しい解釈を取り入れました。カモフラージュプリントは自然環境に溶け込むように印象を和らげ、構造的なテーラリングやロマンティックな花柄、イギリス刺繍のディテールやアニマルなどの要素と組み合わせています。本コレクションは、自然のダイナミックなさまや色彩、テクスチャーを取り込んだ、究極のアウトドアウェアなのです」

© Courtesy of Burberry / Kenny Germé