style
Where the runway meets the street

ブランド:CHANEL(シャネル)

CHANELは3月7日(火)(日本時間)、2023年秋冬コレクションを発表した。

コレクションは、クリエイティブ ディレクター、ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)が「カメリアは単にひとつのテーマに留まることのない、メゾンにとっての永遠のコードなのです。安心と親しみを与える、その柔らかさと力強さが好きです。」と語る「カメリア」にフォーカス。俳優の小松菜奈をヒロインに迎え、人気写真家デュオのイネス&ヴィノード(Inez&Vinoodh)がフィルムに収めた作品のメリーゴーランドの躍動から、バミューダショーツのスーツやアシンメントリーなデザインのアイデアが生まれたという。

コレクションでは、くすんだピンクなど褪せた色調や、細工されたピース、1960年代や70年代のタッチ、英国の雰囲気などを落とし込んだルックが登場した。カメリアは、ポケットやジャケット、ボタンなどで表現。アシンメトリーなコートをはじめ、ドレスのスリット、バミューダショーツと斜めのラインを描くフロントが印象的なスーツ、フリル、大きく開いた背中、ビーズやスパンコール、ニットウェアに用いられた幻想的な糸などのディテールも目を引いた。主なカラーパレットは、ブラック、ホワイト、ピンク。

ダンディなドレスガウンのようなフラワーモチーフのコートやメンズジャケットは、ヴィルジニー・ヴィアールを突き動かすボヘミアン精神を表すアイテムだ。