style
Where the runway meets the street

ブランド:Children of the discordance + FACE.A-J(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス+フェイスエージェー)

キールック:5枚目に登場する穴あきのセットアップは、一見ランダムに見えるパターンに規則性があり、ラグジュアリーに仕上げられている。ストライプやペーズリー、タイダイのものまで同ブランドの特徴的な柄使いが光り、民族柄の絨毯のようなデザインを採用している11枚目や19枚目のルックが印象に残る。

内容:日本とアフリカのファッションを交流するプロジェクトFACE.A-Jと共に製作。今季は「自分にしか作れない服とは何なのか」を、時間をかけて洋服に深く向き合い考え出したという。グラフィックデザインやテキスタイルデザインにも時間をかけ、「dawn」をテーマに過去の思い出や出来事を丁寧に辿り、「忘れていた記憶や出来事」をヒントにした。記憶や日常を重ねていくというデザインの進め方は今回が初めてだという。デザイナー志鎌英明の記憶の中の情景は「vintage」のように色褪せて霧がかかったような世界で、その世界観をそのまま服の色で表現。Archiveはスポーツやミリタリーウェアを素材として使用し、デニムは解体して再構築。素材はデッドストックのカーテン生地やFACE.A-Jが提供するアフリカンファブリックなどを使用している。