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スキンケアブランド「DAMDAM(ダムダム)」は、ホリデーシーズンに向け10人のアーティストを迎えた初の展示マーケット「Atelier」を開催する。

陶芸家の竹村良訓は、日本の伝統に基づいた技法で制作。即興で作られた色は、作品に独自の雰囲気を与える。「自然界には相反する2つの原理がある」という二元性の考え方に基づき、「私たちを取り巻く全てのものは相反する2つの力が調和して繋がることで、動きや変化を生み出してる」というテーマの下、新作を展開。

奄美大島に住む木工職人今田智幸は、嵐で倒れ、道端に廃棄された木を原料として手作業でユニークな彫刻品を制作。今季はお香立てとろうそく立てを限定発売する。

陶芸家Keicondoは、装飾を取り除くことで陶器をシンプルに保ち、温かみのある色や形で皿に盛り付けられた料理が主役になるような作品を制作する。2年間滞在したボリビアの大地から着想を得たトレードマークの黄色を用いて、ワンプレートという実用的な視点の作品を展開する。

愛知県出身の陶芸家・酒井智也は、面白さやアニメーションを作品に落とし込んだ。DAMDAM創業者がセレクトした作品を販売する。アメリカを拠点とする日本人アーティスト・根石アメリカを拠点とする日本人アーティスト・根石美和の作品は、「言葉の2つの意味」「論理と感情」「色のコントラスト」「抽象と文字」という2つの視点を融合させたもの。日本では同展のみの取り扱いとなる。

大渕由香利は、柔らかな釉薬の色により繊細で落ち着いたフォルムを生み出す陶芸家。 愛知県常滑市を拠点に、無意識のうちに流れる「時間」「季節」「気温」などの変化に魅了された「美しい日常」をつくるという。今回は、DAMDAMとのコラボレーション作品を販売。

NY出身のクレーグアンセロウィッズ(Craig Anczelowitz)は、美術とデザインのバランスを取りながら、イタリアのガラス職人やインドの織工、タイの陶芸家、日本の製紙業者とのコラボレーションなどを行ってきた。今回はDAMDAMとコラボし、和紙メーカー「アワガミファクトリー」の和紙や、金箔、古代日本の本のページを使用したオリジナルのトレイを用意した。

岡山県出身のフラワーアーティストによる「土と風の植物園」は、手作りのドライフラワーのナチュラルブーケを発売。滋賀県の和ろうそくメーカー「大與」は、「自然と人とをつなぐ」をコンセプトにコラボろうそくを展開。1804年から続くお香メーカー「玉初堂」は、クスノキ科の木、タブの木を乾燥させた粉末や樹皮から制作。香りのよい漢方薬やスパイスを加えて練り、お香の細い線状に形成するという。そのほか、DAMDAMスペシャルギフトセットもアトリエ限定で用意する。

第1回 DAMDAM Atelier
会場:GALLERY 5610 東京都港区南青山5-6-10
会期:12月10日(木)〜14日(月) 11:00〜18:00
※最終日14日(月)は17:00まで