style
Where the runway meets the street

ブランド:DIESEL(ディーゼル)

自由、喜び、実験、遊び心。DIESELはデモクラシー、選択の自由、そしてセックス・ポジティブを支持。今シーズンのランウェイの
中心には20万個のDurex(デュレックス)コンドームの箱の山が作られ、その周りをモデルが歩いた。ランウェイに登場するインスタレーションは4月に発売されるDurexとのカプセルコレクションを予告するもので、Durexの「D」と、DIESELの「D」を入れ替えたTシャツなどがランウェイに登場。4月には30万個のDurexコンドームが世界中のDIESELの店舗で無料配布される予定。

これまで以上に実験的で野心的にフォーカスしたDIESEL。モト・デニムはヒップを低くカットしヒゲをブリーチすることでこなれた感じを出し、デニムのトップスは型押しされ、モトレザーはメタルロゴを目立たせるためにディストレス加工がされている。デニムと同じような激しいヒゲが施されたピンストライプのスカートスーツの強調されたショルダーには、強いアティテュードを表現。

DIESELのデニム・デヴォレは自社で開発されたもので、ディストレスト加工されたジーンズで下半身が透けて見えるのが特徴。オーバーサイズのシャツやジーンズ、デニムニット、スカート、ドレスなどボディが見えるアイテムの他に、クリスタルをあしらったドレスも登場。バイカーデニムのメタリック加工や、シアリングジャケットにデニムをボンディングし、ディストーションをかけてシアリングを浮かび上がらせるなど、既存の素材を再利用したアルティザンなアイテムが揃う。デッドストックのフェイクファーをペイントしさらにプラスチックで覆って熱を加えることで、リキッドファーのような効果を演出。

新作のスニーカー「Prototype 3」は上向きのオーバーサイズのソールが特徴。アイウェアの新作はEssilorLuxottica(エシロールルックスオティカ)とのスペシャルコラボレーションで、ワイヤーテンプルにレンズが浮き出た新しいフレームが登場。背骨の形をしたケースでフェイスを支える新作ウォッチ「Vertebrae」も登場する。