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Where the runway meets the street

©Jackie Nickerson

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DIOR(ディオール)のメンズ アーティスティック ディレクターであるキム・ジョーンズ(Kim Jones)が、東京で2019プレフォール メンズ コレクションを発表した。メタリックのテーラードスーツやアウター、チェストバックのようなポーチに加え、日本の伝説的現代アーティストで、今回のショーの壮大なロボットを手掛けた空山基と共同でデザインされたアイテムなどの近未来的な発想を打ち出した。

空山基の挑発的なサイボーグの描写は、1983年の自身の著書『Sexy Robot』の発売とともに熱狂的なファンを獲得した。メタリックのディテールや、80年代のネオンカラー、空山による作品の神秘的な親密さは、2018年にして時代が追いつき、キム・ジョーンズのDIORにおけるハイパーモダンなヴィジョンと完璧に合致した。

©Motohiko Hasui
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スリムフィットのグレーブレザーとパンツ、サテン素材のポロネックや、ウエスト部分にシアーフローラルのディテールが配された白シャツに加え、タクティカルカーゴパンツ、虹色に光るダウンジャケット、ブランドロゴが映えるスウェットなどがお目見え。

©Dior
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空山基の魅惑的サイボーグは、コレクションだけでなく、全体のテーマやセットにも影響を与えた。今年6月に発表された2019 サマー コレクションでは、KAWS(カウズ)によってデザインされ、花で象られたクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が登場したが、東京で行われたショーでは、空山基が9月中旬から作り始めたという全長12mのロボットであった。さらに、キッチュなキャラクターに対する日本の愛とテクノロジーの魅力を織り交ぜたディナーショーを行う、東京の有名なロボットレストランでウェルカムディナーが行われた。

パリファッションウィークのキム・ジョーンズのデビューの際に、この話を聞いた。歴史的に名高いフランスのブランドが、コンテンポラリーファッションを通してどのように力をつけているのかを示したように思えた。レーザーや未来的な素材を臆することなく混ぜ合わせることによって。

©Sophie Carre
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キム・ジョーンズのインスタグラムをフォローしている誰もが、Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)時代から世界のあちこちを飛び回ってコレクションを披露するロンドン生まれのデザイナーというのは明らかである。クリスチャン・ディオール自身も日本という国に強く興味を抱き、着物からのインスピレーションをオートクチュールへと落とし込んだように、2019年プレフォール メンズ コレクションを東京で披露した事実にも何の違和感もない。

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ストリートウェアがファッションの世界に交錯し始めた2016年に、キム・ジョーンズはLouis VuittonとSupreme(シュプリーム)の伝説的なコラボレーションを実現させた。格子縞のツイードや、ピンク、レオパードプリントのようなDIORのエッセンスと、シルバーのポリエステル素材や、マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)によってデザインされたベルトのバックル、空山基の作品に見られるくっきりとしたラインを反映させたシルエットを織り交ぜながら、過去と未来の融合を示して見せた。

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