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Where the runway meets the street

FENDIの最新グローバルコンセプトを踏襲するFENDI 大阪店が2024年6月に移転オープンした。厳選された材質と類稀なクラフツマンシップを随所に散りばめ、イタリア・ローマの都市へと思いを馳せたストアデザインからはブランドのルーツや哲学を改めて強く感じさせる。

総面積500平方メートルを誇る開放的な店内にはFENDIの歴史において重要なアイテムであるレザーグッズはもちろん、レディ・トゥ・ウェアやシューズ、アクセサリーやテキスタイルを含む、メンズとウィメンズの両コレクションが並ぶ、充実のフルラインナップを擁す。

今回はボーカルダンスユニットM!LKのメンバー、そして俳優としても活躍する佐野勇斗がオープンから間もない同店を訪れ、その魅力に迫った。

都会的な魅力によって合理化された、自然本来の高貴さを追求したFENDIの2024年 秋冬メンズコレクション。上質な素材と卓越した技巧から誕生した美しいテーラリングが光るコートやジャケットは、モダンなシルエットやアイコニックな「FF」ロゴを用いることで、都市での生活と牧歌的なライフスタイルの二面性を表現。

カラーパレットでもピートやグラナイトなどのダークトーンに対して、自然界で見られる鮮やかなグラスグリーンやカナリーイエローといった色でのコントラストも生んでいる。今シーズンは北京を拠点にする建築スタジオ、MADアーキテクツとの共同デザインによるアイテムも登場。新しいテクノロジーや素材、東洋的な自然観とが調和したスニーカーはフューチャリスティックなフォルムが印象的だ。

FENDIの数あるアクセサリーコレクションの中でもレザーグッズ、特に近年のメンズワードローブにおいてもハンドバッグは欠かせない存在だ。90年代からのアイコンバッグ「バゲット」をトランク型に進化させた「バゲット ソフト トランク」は、ブランドの新たなイットバッグとしての地位を確立しつつある。最新コレクションでは「FF」ロゴの定番に加えてシーズンテーマを反映した自然を想起させるグリーンやイエロー、都会的かつモードなブラックやクリスタルといった豊富なバリエーションで魅せる。

「フェンディ シエスタ」は金具を外すことでピローのようなフォルムへの変形が可能で、クラッチバッグとしても活躍するこの新作ダッフルバッグは、様々なシーンにフィットする3サイズでデビュー。

さらにマスターピース「ピーカブー」へ新たに加わったのが、レザー本来の自然でしなやかな質感が特徴の​​「ピーカブー ソフト」。実用性を備えながらもシグネチャーである建築的なデザインはそのままに、やわらかな構造と硬いエッジ部分を滑らかに仕上げ、やわらかさを追求した繊細なパッド入りハンドルもつい手に取りたくなる。

FENDIがこれまで培ってきた伝統や革新が集結するFENDI 大阪店には多彩なアイテムが揃うだけでなく、揺るぎない極上のショッピング体験が味わえる。

FENDI 大阪店
営業時間:11:00〜20:00
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋2-3-2 御堂筋ミナミビル

大阪の老舗ホテルで撮り下ろしたFENDI × 佐野勇斗のファッションストーリーはHIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE13+(9月13日売)に掲載。予約はこちらから