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Where the runway meets the street

FENDI(フェンディ)」は2019-20年秋冬メンズコレクションの広告キャンペーンを発表した。

ブランドのDNA「デュアリズム(=二面性)」を色濃く反映したキャンペーンビジュアルはローマで撮影。クリエイティブ・ディレクターのシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)指揮の下、アーティストのニコ・ヴァシェラーリ(Nico Vascellari)がアートディレクターを務めた。2019-20年秋冬ウィメンズコレクションのキールックも数点登場する。

2019-20年秋冬コレクションは、故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)をゲストアーティストに迎え、生涯続いたシルヴィア・フェンディとのクリエイティブな絆を表現。ブラック、ベージュ、ブラウンを基調としたカラーパレットに、レッドやエレクトリックブルーのアクセントカラーを加え、フューチャリズム(未来主義)とクラシシズム(古典主義)を表している。

デュアリズムを基に表現された今回のコレクションは、テーラリングのフォーマルさに、ひねりを効かせたアイコニックなテーラードジャケットが、片方をショールカラー、もう片方をラペルとするなど、二面性のあるデザインに。パファージャケットやインタルジアファーを半々にしたアイテムなどは、透かしとシースルーの自由自在な軽やかさに一貫性も与えている。

ニットウェアのほか、しなやかな質感のプロンジェナッパレザーのトップは、ジップで二分に分けられ、左右と、フロントとバックを機能的に切り替えられる。ハイカラーシャツのピンストライプやリブニットのラインは、小さなメタルチェーンで描いた。機能性を追求する「旅するフェンディ・マン」は、スタッズで飾り付けたケースに旅の必需品をしまえる。

人気バッグ「BAGUETTE(バゲット)」は、初めてメンズコレクションでデビューを果たした。ミニからマキシサイズを含むサイズ展開で、セレリアレザーで登場する。アイコニックな「PEEKABOO(ピーカブー)」のバッグは、「Karl Collage(カールコラージュ)」のプリントが施されたバージョンや、「Porter(ポーター)」とのコラボレーションで生まれた超軽量ボンデッドナイロン製のものなど、「進化」を遂げている。

コードバンやパテントシューズにあしらわれたキューバンヒールなど、シューズにもラガーフェルドのデザインが表現されているほか、新作アイウェアコレクション「FUTURISTIC(フューチャリスティック)」のサングラスも登場する。

Creative Director:Silvia Venturini Fendi
Art Director:Nico Vascellari
M’S Model:Aramish Mang, Malick Bodian, Marian Jonkman
Stylist:Julian Ganio
Still Photography:Mattia Zoppellaro
Video Photography:Giulio Tami

問い合わせ先
フェンディ ジャパン
TEL. 03 3514 6187
www.fendi.com