G-Star RAWとマーティン・バースが、廃棄デニムを活用したデザインとアート作品を発表
- By HighsnobietyJapan in style
- 2023年4月18日
ブランド:G-Star RAW(ジースター ロゥ)
G-Star RAWとアーティストのマーティン・バースが、廃棄デニムを活用した新たなデザインとアート作品をミラノデザインウィークで発表。「More or Less(多かれ少なかれ)」をテーマとしたこの展示では、デニムが持つ無限の可能性や、現代の最も根本的な難題である多くを求める欲望と、少なくしたいというニーズとの対立と二面性を探求。
展覧会に登場するのはジーンズを象った3つのキャビネットと、長さ15メートルのプライベートジェットで、すべてリサイクルされたジーンズで作られている。今回の展示会期中では、観覧者が自分の服を持ち込んで「More or Less」のシグネチャーをスクリーンプリントすることもできるイベントも開催。
G-Star RAWはマーティン・バースに対して、リサイクルデニムをもとにした新しいテキスタイルボードの素材を活用し、アートとデザインを制作するためのブリーフィングを行った。その結果として生まれたのが、遊び心と機能性を兼ね備えた3連のキャビネット(家具)。デニム素材を材料とし、形もジーンズに似ているこのキャビネットは、ジーンズや他のデニムアイテムの収納に使うことができる。3つのキャビネットのすべてに、G-Starのジーンズをリサイクルして作られたテキスタイルボードの素材が使用されている。これはデンマークの革新的なテキスタイルメーカー、Really / Kvadrat(リアリィー / クヴァドラ)が特別に開発したもの。15メートルの堂々たるジェット機はキャビネットと同様に廃棄デニムで作られており、人々の反応を掻き立てる。巨大なだけではなく、サステナビリティの問題が持つ二面性についての大胆なステートメントでもある。
More or Less
会期:4月18日(火)〜4月23日(日)11:00〜17:00
会場サンテウフェミア広場1、サン・パオロ・コンベルソ教会(Piazza Sant’Eufemia 1、ミラノ)