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Where the runway meets the street

ブランド:G-Star RAW(ジースターロゥ)

デニムを大切に長く愛用してほしい、という願いが込められた新グローバルキャンペーン『Wear Your Denim Till The End (デニムを最後の最後まで穿き続けよう)』をスタート。デニムをワンシーズンだけでなく、長い期間はいてもらうことをユーザーに意識してもらうことを目的としている。

G-Star RAWのデニムを一生愛用していただけるような、高い品質の生デニムカプセルコレクションも発表。時を重ねて使い込むほどに深い味わいが楽しめる、環境に優しいサステナブルなデニムを多数展開する。

また、「RAW RESPONSIBILITY」においてサステナブルな取り組みを発表。HPでの新しい透明性ツール、再利用、そしてリサイクルを通じて、衣服の寿命を延ばす取り組みを紹介。製品が社会や環境に与える影響を改善し、生産国の地域社会に還元することを目標としている。

Type 49 Jeans(タイプ・フォーティナイン・ジーンズ)

リラックスフィットの49タイプは、太もも部分はゆったり、膝から下はストレートなカッティング。1849年前後のアメリカのゴールドラッシュ時代に労働者たちが身に着けていた耐久性に優れたデニムパンツが、その時代を象徴するシンボルになったという、デニムのルーツを想起させるフィットとディテールが盛り込まれたアイコニックな一本。

Triple A Jeans(トリプル・エー・ジーンズ)

新しいスタイルでありながらも流行に左右されないフィットを取り入れたデニムパンツ。腰部分はややハイライズ、腿から下は普遍的なストレートフィットで仕上げられている。

Arc 3D Jeans(アーク・スリーディー・ジーンズ)

股の部分を低くヒップ周りをレギュラーフィットで仕上げた、高度なデザインカットが特徴の立体デニムパンツ。サイドと内股のシームにねじりを加えた非対称的なテーパードフィット。発表から10年以上経った今でも、性別、トレンド、服飾デザインの常識的なルールにとらわれることなく、独自の普遍的な3Dデザインを生み出し続けている。既存のシルエットを新しい視点でデザインし直した一本。

【RAW RESPONSIBILITY】

<再利用・リサイクル>

・オランダでの試験段階の成功を受けて、欧米やアフリカで認定テーラー・プログラムの規模を拡大。今後、オランダ、ドイツ、ベルギー、南アフリカのより多くのテーラーで、使用中のデニムを長く使っていただくために無料の修理を提供する予定。
・認定テーラー・プログラムの一環として、使い古したデニムを新品のショートパンツに変えて長く使う、無料の新しい取り組み。
・使用中の服の修理が難しい場合、ユーザーがヨーロッパのG-Star RAWの店舗に持ち込むと、G-Star RAWがその服をリメイク。
・インテリアデザイナーからガラスアーティストまで、国際的なデザインの才能が集い、デニムの廃棄物を利用して新たな息吹を与える、というアートプラットフォーム「The Art of RAW」。古いデニムが一点物のアート作品に生まれ変わり、循環型社会への意識を喚起。
・このような循環型の取り組みを拡大するため、G-Star RAWは2030年までに100万本のG-Star RAWデニムを再利用、修理、リサイクルすることが可能。

<素材ランキング>

衣服がユーザー個人のサステナビリティ基準に合致しているかどうかを、ユーザー自身で判断できるよう、HPにて各衣服に責任ある素材ランキングを導入。各製品の構成を表示し、繊維を環境負荷に応じてランク付けする。

<サステナビリティへの積極的な取り組み>

サステナビリティの新責任者であるレベッカ・サンチョは、G-Star RAWのサステナビリティ戦略をさらに発展させる。サステナビリティにおいての今後の重要な焦点は、2030年までにリサイクル、オーガニック、バイオ、堆肥化可能な素材の使用を100%に増やすこと、廃棄されたG-Star RAWジーンズを新しいデニムにアップサイクルすること、2030年までに温室効果ガス排出を根本的に50%削減し、サプライチェーンにおける社会条件を保護することなど様々な課題がある。

『デニムはすべての人に合うものであり、すべての人のワードローブにあるものです。つまり持続可能なイノベーションを継続的に適用することで、大きな影響を与えることができるのです。この度G-Star RAWに参画し、会社全体のビジョンとしての、サステナビリティに真に取り組めることに、ワクワクしています』G-Star RAWサステナビリティ責任者 – レベッカ・サンチョ

 オーガニックコットン>

2030年までに、オーガニック、リサイクル、バイオベース、堆肥化可能な素材のみを使用することを目標として掲げてる。オーガニックコットン・アクセラレーター(OCA)と提携し、オーガニックコットン栽培の支援と拡大を図る。