Hender Scheme 2021年夏秋コレクション
ブランド:Hender Scheme(エンダースキーマ)
内容:Hender Schemeは、2021年夏秋コレクションを発売する。シーズンタームを変更し、気候の寒暖にとらわれずに様々な素材やデザインを用いたプロダクトを展開する。
冗談一(じょうだん いち)
スムースレザーのアッパーとマッケイのダブルソール、ジグザグのアイステイやサイドパーツなど、クラシックなレザーブーツにスニーカーの要素を融合。既視感あるスニーカーのディテールを反映し、ウィングチップに仕上げた。
rope sandal(ロープ サンダル)
ネット状のアッパーとかまぼこソールを合わせ、2018年春夏に発売したレザーシューズ「UFO」のミッドソールをもとに、ネット状のアッパーとかまぼこソールを合わせてデザイン。ポリエステルコードを立体的なフォルムに編み込み、ミッドソールに開けた穴に端を結びつけたアッパーが足を包む。ブラックにはリフレクターを編み込むことで、アッパーがドット状に光を反射する。
schlaf pumps(シュラフ パンプス)、schlaf boots(シュラフ ブーツ)
寝袋を意味するschlafを冠し、規格外に余白を持たせたアッパーをコードで締め上げる、寝袋のような構造を採用。素材は防水の3レイヤーナイロンを使用し、ストレッチコードで履き口や足首を締め上げることで、立体的なシルエットに仕上がるという。パンプスは、発泡ラバーソールを用い、ブーツは、トゥに撥水スエード、ソールにはEVAを採用し、くるぶしと筒のサイドにコードを配置している。
horn loafer(ホーン ローファー)
撥水スエードのアッパーに、Vibram製の発泡スポンジを採用。水牛のトグルは、ビーフロールを留めるハンドステッチの中にしのばせたレザーレースでホールドしている。
tone(トーン)
クラシックなスニーカーを、レザーシューズの製法や素材、イメージ組み合わせて再構築。アウトソールのVibram製Litebase MegagripにはEVAを重ね、軽さとグリップ力を向上。ホースレザーとカーフレザーのアッパーは経年変化も楽しめる。
PARALLEL/LEATHER DEVICE STRAP(パラレル / レザー デバイス ストラップ)
これまでに発表したプロダクトを異なるアプローチでリプロダクトする「PARALLEL/」の新作。定番サンダル「device strap」をリプロダクトし、ナイロンテープのストラップをベジタブルタンニンレザーに変更。オリジナルモデルのストラップの華奢なシルエットをレザーで表現した。
Foot cast(フット キャスト)
2021年冬春コレクションで初めて登場した、自分の足からレザーシューズを成形できるセルフ・モデリング・プロダクトシリーズから新型1型を加えた全3型が登場。新型は、ミニマルなオックスフォードスタイルに穴飾りをあしらっている。
manual industrial products 25(マニュアル インダストリアル プロダクツ 25)
ストライプのエンボスレザーやスエードなど、さまざまな種類と加工したレザーでパーツを構築。EVAのソールは削りを加えることで立体感を再現している。職人が手がけており、リペアやトリートメントを施すことで長く履くことができる。
Fabric series
シーズン毎に素材を変えて展開しており、今季はアーカイヴのボタニカル柄ヴェルヴェットキルティングを、ポリエステルへ改良。素材の特性を活かし、ウレタンボンディングを施してからステッチ、縮絨をかけることでキルティングの凹凸を強調した。
新作のスモールレザーグッズでは、特別なフレグランスを加え、ミモザのタンニンで鞣したヨーロッパ原産のベジタブルタンニンレザーを採用。2つ折りウォレットや、マルチパース、キーケースなど全6型を取り揃える。3層構造の新型ウォレット「3 layered purse」は、コイン、カード、お札の入る3サイズのポケットを縫い合わせ、一度のジップの開閉で全てのポケットにアクセスできる。
tinker bag
クライミングで使われるチョークバッグをもとに、ショルダーバッグには、水平に縫合したベルトや広いマチをデザイン。長さの異なる2wayレザーベルトはイタリアでクラッシュ加工を施し、ポリエステルのマットなボディとともに仕上げている。
reversible bag(リバーシブル バッグ)
スムースとスエードの両面で仕上げ、イタリアの良質なダブルフェイスレザーを使用。裏返すことで素材の表情の違いが楽しめる。ハンドルには厚手のバケッタレザーを、ハンドルを取り付けるための芯材にハリのあるステアレザーを採用。スモールとラージの2サイズを展開する。
campus tote(キャンパス トート)
2016年春夏に発売した定番のトートバッグ「campus bag」を改良。オリジナルモデルのキャンバス地にベジタブルタンニンレザーを採用し、長めにとったハンドルとボディの開口部にショートハンドルをあしらうことで、2wayで使用できる。
nylon kinchaku hat(ナイロン キンチャク ハット)
チューリップハットに通されたコードを絞ることで、巾着バッグとしても使用できる2WAYタイプの新型ハットです。防水の3レイヤーナイロンを採用し、裏地のステッチはシームテープを施すことで防水性を担保、また、透湿性もある機能性の高いアイテムです。
thick wool blanket(ブランケット)
二重メルトンのウールブランケットは、縮絨し起毛させた毛羽をカットする「モッサー仕上げ」により、高い保温性と苔のような手触りを引き出した。90×90cm、140×90cm、180cm×148cmと、膝掛けから全身を覆うことのできる3サイズを取り揃え、保管や携帯時に使用できるベジタブルタンニンレザーのホルダーも付属。
science vase:化瓶(サイエンス ベース)
新型の「Kjedahl flask long」が登場。ロングネックのナスフラスコと、3枚のレザーを組み合わせて直立させるデザインで、一輪挿しとして使用できる。50mlから500mlの全5サイズで展開。
assemble
ガラスレザーをリベットで留め、ステッチレスに成形する「assemble」シリーズから新型バッグとウォールポケットが登場。「assemble basket bag」は、ボディに大きく開けた丸いハンドルと、カーブした底面が特徴。「assemble wall pocket」は、assembleシリーズのレザーのハリと耐久性を活かすことで、壁掛けタイプのホルダーとして使用できる。今季からピーコックブルーとオレンジは新色として追加。
left to right
生産過程で生まれる「バイプロダクト(副資材)」を用いて作るプロダクトライン「left to right」から、手貼りのレザーボックス「haribacco」の新型2型が登場。
発売日:6月12日(土)
取扱店舗:直営店 / オンラインストア / 全国の取扱店舗