style
Where the runway meets the street

HERON PRESTON(ヘロン・プレストン)は、フランス・パリにてブランド初となるランウェイショーを開催した。

“NIGHT SHIFT”と題された今コレクションでは、アメリカ合衆国運輸保安庁のインスタグラムを管理していたボブ・バーンズ(BOB BURNS)から着想源を得ている。会場は空港の保安検査場をイメージして演出され、昨年10月に亡くなった同氏にオマージュを捧げた。

ショー全体を通して多く見られたのが、アメリカ合衆国運輸保安庁や警備員風のワークウェアである。また、東京で見たという配達業者の制服やデコトラなどからもインスピレーションを受けており、その要素をコレクションに落とし込んだ。

機能的美学を追求したアウターウェアではこれまでよりも落ち着いたグラフィックを用い、ユースカルチャーとの間にバランスを持たせた。

廃棄された軍のパラシュートから誕生したアイテムもお披露目され、サスティナビリティ問題への強い意識が引き続き感じられた。なおコレクションに使用されたコットンやジャージー、フリースは全てオーガニックコットンのみで作られている。

そして今シーズンはUGG(アグ)との初コラボレーション、NIKE(ナイキ)と作り上げたHuarache(ハラチ)が登場し、フットウェアにも注目が集まった。

全ルックは、下記のギャラリーから。