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Life beyond style

ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)が京都に構える店舗「ISSEY MIYAKE KYOTO」のコミュニケ―ションスペースKURA(蔵)で4月27日(土)から、「BATIK」展が開催される。

第11弾となる同展では、京都の職人技に焦点を当て、ISSEY MIYAKEのテキスタイルディレクターとして活躍してきた皆川魔鬼子を中心とするブランド「HaaT」のものづくりを紹介する。

テキスタイルから発想することをコンセプトとするHaaTでは、独自の素材開発に取り組んできた。同展では、2019年春夏シーズンのHaaTの新作「REAL BATIK」をメインに紹介。ろうで防染して染色する「ろうけつ染め」を指す「BATIK」をタイトルに、展示を行う。

軽く光沢感のあるキュプラツイルの生地に、ろうけつ染めのひび割れのあるドット模様を浮かび上がらせ、独特の風合いを実現。薄いキュプラツイルに同技法を施すには高い技術を要するといい、最適なろうの温度や厚みを見極め、ローラーや版を用い独自の手順でろうをつけ、細部には筆でろうを塗るなど、京都の職人らが試行錯誤を重ね、丹念に仕上げていったという。

スペース内では、職人たちの熟練した手仕事をスライドショーでも紹介する。

会期:4月27日(土)~5月26日(日)
会場:ISSEY MIYAKE KYOTO
住所:京都府京都市中京区柳馬場通三条下ル槌屋町89
TEL:075-254-7540