style
Where the runway meets the street

デザイナー藤田宏行による日本ブランド「JieDa(ジエダ)」はMILANO digital FASHION WEEK会期中の1月19日に2021年秋冬コレクション「COME TO WHERE THE FLAVOR IS」を映像で発表。

アメリカ人アーティスト、リチャード・プリンス(Richard Prince)の写真集『COWBOY』に触発された本コレクション。マルボロのカウボーイヒーローに対する創造的破壊を試みてきたリチャード・プリンスの魅力を称え、ロデオ写真から感じる70年代の乾いたアメリカを表現した。

今回ムービー形式で公開されたコレクションでは、4つボタンのウエスタンなテーラードジャケット、襟を大きめにしたシャツなどがタイトなシルエットで、1970年代アメリカの日焼けしたような褪せた色合いとともに、当時の空気感を演出。フロントにはホースモチーフを、袖と後ろ身頃に星条旗をちりばめた古着のようなカウチンニットや、星や月のスタッズがあしらわれたブーツカットのデニムパンツも、1970年代らしいチャーミングさを感じさせる。その時代を彷彿とさせるユーズド感やカラーリング、サイズ感など、当時の良い雰囲気をオマージュし、2021年らしく現代の若者にフィットするデザインにアップデートした。