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香港の複合型商業施設「K11 MUSEA(ミュシーア)」で12月8日(木)から、英ロンドンの「ヴィクトリア&アルバート博物館」の収蔵品となるウィメンズウェアや、TOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)のデザイナー・小泉智貴ら東アジアのファッションデザイナー6人の作品を展示する展覧会「クチュールへの愛:時代を超えたファッションの職人技」が開かれる。

プロダクションデザインは、アカデミー賞ノミネート経験もあるウィリアム・チャン・スクピン(William Chang Suk-Ping)が担当。V&Aから厳選された、イギリスとフランスの1830年代〜1960年頃の歴史的なウィメンズウェアコレクション12点を公開する。いずれも香港では初公開となる。

日本と中国、韓国、香港から起用された新進気鋭デザイナーの6人は、K11の依頼を受け、同博物館のコレクションを着想源に、構造や素材、機能などをモダンに再解釈したビスポークをデザインした。日本からは、小泉をはじめ、「LVMH プライズ 2022」ファイナリストで「フォーブス日本版 30UNDER 30 2022」にも選出されたRYUNOSUKEOKAZAKI(リュウノスケオカザキ)の岡崎龍之祐が選ばれた。

TOMO KOIZUMI
RYUNOSUKEOKAZAKI

小泉は今回、体にフィットするベストジャケットと、小泉のアイコンでもあるカラフルなフリルのカスケードで構成したボリュームあるスカートを組み合わせた新作を発表。岡崎は、V&A の展示品のシルエットや装飾を参照したドレスを制作。彫刻的で躍動感あるデザインで、自然に見られる不思議な創造物を彷彿とさせる。

クチュールへの愛:時代を超えたファッションの職人技展
会期:2022年12月8日(木)〜 2023年1月29日(日)
時間:12:00 〜 20:00
場所:K11 MUSEA、K11アート&カルチャーセンター6階
入場料:150香港ドル(一般)、75香港ドル(12歳未満、学生、65歳以上)