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Where the runway meets the street

ブランド:KENZO(ケンゾー)

KENZOは1月20日(現地時間)、2023年秋冬コレクションを発表した。

アーティスティックディレクターNigoは、故・高田賢三のレガシーと自身の世界観との類似点、相違点に着目。イギリスやアメリカ、日本のストリートカルチャーの相互作用に対し感じていた魅力を探求し、文化や世代、スタイルを超えたワードローブで構成されたコレクションを披露した。

1970年生まれのNigoが膨大なヴィンテージウェアを所有する、ロッカーとモッズのワードローブをバックグラウンドにコラボレーションしたのは、HUNTER(ハンター)。英国のカントリーウェアや、故ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のレガシーも反映させた。

ショーでは、1960年代の若者に合わせたモッズスーツのシルエットで襟のないチュニックジャケットや、テーパードパンツ、ミニスカートなどが登場。日本の武道着の要素や、ワークウェアのシルエットとも融合。剣道着に着想を得た、Y字型のジャケットクロージャーやボリューミーなボックスプリーツの袴を、日本のデニムで表現した。ティアードとフリルのスリップドレスは、1980年代の高田賢三スタイルへのオマージュだ。

KENZOプリントのアーカイブも数多く再構築。1980年代のブロークンスライプがモチーフのダズルストライプは、タータンチェックやマイクロフローラル、フラワーストライプなどパンクを基調に。ローズプリントは花瓶や果物、葉から構成されたKimono Camoと並べた。Nigoによるコレクションを象徴するボケの花は英ロックバンド 「The Who(ザ・フー)」の図像になぞらえ、KENZOターゲットグラフィックとフラワーターゲットプリントで再解釈した。ジャングルに生息する虎をイメージしたタイガーバッジは、大型エンブレムとして採用。トラベルバッジや動物のグラフィックなどに加え、金魚のモチーフも随所に施した。

アクセサリーは、1980年代のKENZOに着想を得た、スコットランドのドレスに由来するスポランバッグを、今回のコレクションに向け再解釈。伝統的な着物ポーチを思わせるリバーシブルの巾着も登場した。大型のキットバッグは、剣道の練習で使用されるものを1980年代のスポーツバッグの文脈で捉えた。

靴はオーセンティックなカウボーイブーツをルーツに、アンクルブーツやチロリアンブーツやトゥスチールのワークブーツが登場。90年代後半のスケートボードカルチャーからインスピレーションを得たスニーカーや、ランニングシューズの構造特性に根ざしたピースなども発表。帽子は「ハイブリットキャップ」として解釈したシカ撃ち帽や、シャプカ、ボブハット、ビッグシルエットのベレー帽、モヒカンフリンジをあしらったニット帽などが並んだ。

レトロな3Dロゴバックル付きのベルトはモッズグラフィックや、ロープのようなメタルネックレス、Kをあしらったオーバーサイズのネックレスなどもスタイルを特徴付けた。

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