ここ最近古着しか買っていない。

先日、近所の富豪の一軒家の所ジョージ的な風貌のおじさんが所ジョージ的なガレージで、所ジョージ的なアイテムを売っているガレージセールをやっていたのだが、そちらで可愛らしいロス五輪のキャップを見かけたので声をかけてみた。

するとその所ジョージ的なおじさんは「俺は頭小さいからこれかぶれたけど君はかぶれるかな?」と、いちいち頭の大きさマウントをとってきたのである。

所というかもうそのいろんな意味での小ささで所々ジョージと呼ばせていただく。

そのまま所々ジョージに渡されてサイズ調整をせずにかぶったら普通にかぶれてしまったので、若干、気まずい空気になったのでこちらも気を遣い、会計してこの場を早々に去ろうとしたら、持ち帰り用の袋がないというので数分の捜索が始まってしまい、所々段取りの悪い所々ジョージのガレージセール。

すごくなんか、アメリカ。

そして下北などでも息を吸うかのようにTシャツを買っているのだが、老害のようなことを言って申し訳ないのだが、下北がドラスティックに変わっている。

駅も変われば街も変わる。

以前なら古着屋は店員の服に対するをうんちくを語りたがりのアイテムが入口などにかけられていた物だが、今やインバウンドを釣るためなのか確実に許可を得ていないであろうアニメTシャツたちがメインでかけられており、なんだかなぁと思ってしまった。

うんちくを語られるのも嫌だが、こうして見え透いた餌での雑な商売も目の当たりにしたくないものだ。

ちょっと前にこちとら、一人で「下北コンカフェ計画」なる妄想を立てていたというのに……。

その計画というのも下北の古着屋の上にコンカフェを作って、客のターゲット層は古着について語りたがりうんちく男性。働くキャストのコンセプトは、「古着について無知であるが ”興味あるかも” というていで、うんちく語りたがり男性にとにかくうんちくを好きなだけ語らせて、ドヤらせて話を聞いているふりをして沼らせる」というもので、あえて間違えた安い古着を着させては男性に、「そんなんじゃ駄目だよ。俺が教えてあげるよ」という流れにして、高額なヴィンテージデニムなどを貢がせるというものである。

なかなかいい線いくのではないか。と思っていたのだが、今日の下北を見る限りこちらの計画は頓挫である。

所々ジョージあたり、いい太客になりそうであったのに……。

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プロフィール キクチ(@lclccylcy
職業キクチを名乗る自由なファッションをたのしむ自由人。とにかくヴィジュで全ての気分をあげていくのがモットー。

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