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Where the runway meets the street

©Laziz Hamani

©Piotr Stoklosa

ブランド:LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)

150本限定のエクスクルーシブエディションとなる新作ウォッチ「ヴォヤジャー スケルトン」が登場。

メゾンのデザインコードを具現化した同モデルは、「ヴォヤジャー」ならではの独特なケースに、機械式の「キャリバーLV 60」を収めた。同メゾンのいくつかのフラッグシップストアの建築や、ルイ・ヴィトン財団美術館「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」のフォルムを連想させる「スケルトン・ムーブメント」が特徴だ。

LV 60は、同メゾン初の自動巻き時刻表示限定スケルトン・ムーブメントで、「ヴォヤジャー」のケースに収めることを踏まえ考案。「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が設計、開発し、スイス・ヌーシャテルにある工房「ル・セルクル・ドルロジェ」と共同で製造。全てのブリッジとプレートを必要最小限まで削ぎ落としたという。LV ロゴをかたどったブリッジは、幾何学的なラインと独特な直線性が目を引く一方で、「モノグラム・フラワー」をあしらったローターブリッジなどの装飾を組み込む。「LOUIS VUITTON」と綴る、オープンワークを施した香箱角穴車も特徴的だ。ウォッチフェイスは、ロジウムメッキを施したムーブメントの部品に加え、機械式の部品を縁取るディープブルーのリングには分を表すインデックスを刻み、ブルーの時針と分針で視認性を確保した。

さらに、上面には細かい直線の木目調装飾を施し、角を面取りしたブリッジは、下面をサンドブラスト処理。LV 60の透過性を高めるため、ムーブメントには、ホワイトゴールドのロジウムメッキを施したプレートで飾ったタングステン製マイクロローターを装備している。ゼンマイを露出させた香箱は、ゼンマイが見えるため、その透過性から残りの作動時間を概算できる仕様で、パワーリザーブを知る目安にもなる。

シンプルなウォッチケースは、2016年に初登場した、円形でも四角形でもない「ヴォヤジャー」独自のユニークなフォルムを、プラチナをまとう形で表現。純度95%の合金で、ケースバックには品質証明を示す「Pt 950」の文字が刻印されている。ケースの中間部とベゼルが一体化したモノコック構造を採用し、波紋のような曲線と対照的な表面仕上げを組み合せたフロントのケースを、プラチナで実現。鏡面仕上げの表面はラグからケースの両側に延び、3時と9時の位置にあるマットサテン仕上げの面で終わり、サテン仕上げの面は、上方のダイアルを囲むサテン仕上げのベゼルと、下方のケース両脇に続く。

ケース径は幅41mm、対角径43.7mm、厚さ9mmで、価格は7,392,000円(税込)。*4月現在、完売

@ LOUIS VUITTON