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Where the runway meets the street

セレクトショップ「RESTIR(リステア)」にて「Natasha Zinko xDUO」のファッションイベントが10月28日(月)に開催し、ナターシャ・ジンコ(Natasha Zinko)本人と「DUOltd」の「GOLDEN FLY」のオフィシャル初来日が実現した。

2019年秋冬コレクションでは、昔から伝わることわざにフォーカスしている。「I’m Up Next」や「No Refunds, No Returns」、冗談混じりのスローガンは、コレクションを続けていく中でテーマの随所に含まれている。「多様性」は今回のコレクションを構成する大きな要素となっている。

スーツ地のオーバーサイズジャケットやランバーシャツには、ジェンダーフルイドが表現され、伝統的なスーツは斬新なシルエットで新しく蘇る。バックパック付きのブレザーなど、一着で二つの機能を持つ革新的なデザインに仕上がっている。オーバーサイズのコートや着崩したジャケットは、沢山のポケットを備えたデニム地のウェストコートで覆われ、キャンディカラーのサイハイブーツはどんな生活必需品も持ち運べられるよう、大きめサイズのフロントポーチを備えている。

セカンドシーズンで復活したデュオメンズウェアラインは、Ivan Gとのコラボレーションであり、ナターシャによってデザインされた。レディスウェアからのヒントを得て、コレクションの特注ハイブリッドショートパンツとオーバーサイズのスーツ、プリントのミックス、格子柄やピグメントによる加工はコレクションにポップな要素を与えている。エコファーとフェザーはタンジェリンカラーに染められ、ペプトピンクやアクアマリンなど色のコントラストを表現。前シーズンから引き続き、柔らかいグレーのウールとカモフラージュ柄の生地がストーリーの一部として再び現れ、ナターシャが持続可能な生産サイクルで作られた布地を再利用し、新しく生まれ変わらせている。アクセサリーは「コントラスト(対比)」がテーマとなっており、スニーカーと先の尖ったマイクロバッグと高さのある大きなバッグ、洗練されたレザーグローブとヒッピー風バケットハットがラインナップ。