life
Life beyond style

Flickr / sheloveskoran

ニューヨークタイムズは、使い捨てポリ袋の使用がニューヨーク州で禁止されることになったと伝えた。同州の予算案に組み込まれた措置には、対象外のものもある。

ファーストフードのテイクアウト用の袋や、大きめの商品を包装する布製の袋、肉や惣菜用などのスーパーの袋は除外となる。また、あの有名ブランドSupreme(シュプリーム)にも影響が及びそうだ。同ブランドのプラスチック製でボックスロゴ付きのショッパーなど、他のストリートウェアブランドも、今回の措置により新たな袋の使用を迫られることになる。

今回の法令には、紙袋に関する5セント(約6円)の課税を認める条項が含まれているが、各郡や自治体に委ねられている。その収益は、環境保全団体の基金や、消費者用の再利用可能なバッグを購入する機関に寄付されるという。今回の法令を支持する層からは、「州の道端や海岸に落ちているポリ袋の削減を促し、プラスチックにより起こる地球温暖化の影響を最小限に抑えることも可能にする」という意見が挙がっている。

使い捨てのポリ袋の使用を禁止した地域としては、カリフォルニア州とハワイ州に続き3番目の州となり、2020年3月から施行される予定。この決定は、プラスチック袋の使用禁止を進める世界的な動きをより加速させることが目的となっている。環境に良い影響を与え、持続可能性のある未来に働きかけるものとなるだろう。

今回の廃止法については、The New York Timesで詳しく語られている。