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Where the runway meets the street

ブランド:GUCCI(グッチ)× PALACE SKATEBOARDS(パレス スケートボード)

GUCCIは10月21日(金)、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による実験的オンラインスペース「VAULT」から、英ストリートブランド・PALACE SKATEBOARDSとのコラボレーションコレクションを発売する。

ミケーレと、PALACEの共同創設者であるレヴ・タンジュ(Lev Tanju)、ギャレス・スクイス(Gareth Skewis)がコラボレーションした今回のコレクション。PALACEが過去に発表してきたアイテムを収録したアーカイブブックと、GUCCIのユースカルチャーへの影響力を着想源に、ストリートカルチャーにフォーカスした。アイテムに織り込んだのは、サッカーやハウスミュージック、モトライディングなど現代のストリートカルチャーのアイデンティティや、ロード、ロデオ、スケートといったスポーツなど、様々な要素だ。

ジェンダーを問わないアクセサリーとウェアをラインナップし、GUCCIのダブルGとPALACEのトライファーグを組み合わせたロゴがコレクションを彩る。

2000年代に流行したGUCCIのホースビットローファーは、GGキャンバスと重ねて PALACEの「P」をかたどったチャームをあしらった。サッカーTシャツやデニム、トラックスーツなど、 PALACEの定番アイテムにも同様のデザインを落とし込んだ。

GUCCIの伝統的アイテムも再解釈。ダッフルバッグはトライファーグのピラミッドシェイプになり、バブルガムピンク、カモフラージュ、ベビーブルーといったカラーでGGパターンを表現。ムートンジャケットやツーピースのバイクスーツなどのストリートウェアも展開する。

同コレクションは10月21日(金)からVAULTオンラインショップで取り扱うほか、パリ、バンコクなど世界の各都市でも、VAULT初のリアル空間での期間限定店を開く形で販売。日本では10月22日(土)から、東京と大阪に限定店をオープンする。

モーターバイクメーカーのMOTO GUZZI(モト・ グッツィ)とのパートナーシップで生まれたモーターバイクは、PALACEのバイクカルチャーへの情熱から実現。1960年代の「MOTO GUZZI V7」のオリジナルモデルをストリートスタイルにアレンジし、世界50台限定で生産。PALACEの定番モチーフ、ウッドランドカモフラージュを基調に、シートはレザーにGGパターンをエンボス加工で施した。サイドパニエにはカモフラージュのクロスステッチと、同コラボレーションのロゴをあしらう。

「PALACE GUCCI」ロゴを冠したセーフティボックスは、世界10台限定だ。金庫メーカー・CONFORTY(コンフォルティ)社のセーフティボックスをベースモデルに、GUCCIの旅行用トランクを思わせるデザイン。ボックスのフロントにはゴールドでコラボレーションロゴをあしらい、内側はエンボス加工を施したスエードで覆った。

日本限定プロジェクトとして、東京と大阪の期間限定店では、同コレクションに加えて、「La Veste」「Carel」「Abra」「Rat Hat」など、アレッサンドロ・ミケーレがセレクトしたコンテンポラリーブランドによるVAULT限定カプセルコレクションが並ぶ。

日本独自企画として、インテリアコレクション「グッチ デコール」のリチャードジノリ製の磁器を金継ぎで生まれ変わらせたプレートやボウルを展開。銀座のイタリアン「グッチ オステリアトウキョウ」で使われていたテーブルウェアの割れや欠けを、金沢の「箔一」による高度な金継ぎ技術でアップサイクルした。

日本限定はほかに、GUCCIのヴィンテージアイテムを職人が修繕し、日本人アーティスト、ヒグチユウコがハンドペイントを施した一点物のレザーグッズも取り揃える。長年にわたりGUCCIとコラボレーションしてきたヒグチが、幻想的な花々やモチーフ、遊び心ある動物などを描いている。

VAULT 期間限定ショップ
グッチ 渋谷 ミヤシタパーク
会期:10月22日(土)〜 11月4日(金)
時間:11:00 〜 21:00
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 ミヤシタパーク RAYARD MIYASHITA PARK North 2階

心斎橋大丸 グッチ サテライトショップ
会期:10月22日(土)〜 11月4日(金)
時間:10:00 〜 20:00
住所:大阪府大阪市中央区 心斎橋筋 1-6-6
※10月22、23日の入店は予約優先