style
Where the runway meets the street

 

本記事は2022年4月に発売したHIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE08+に掲載された内容です。

一言で表すと“怒り”。確信的なゆるぎないものを胸に秘め、圧倒的なスピードとパワーでYouTube界を席巻しているコムドットの絶対的リーダー、やまと。自らを“何者でもない”と語る地元のヒーローが、真の意味での天下りを公言し、あらゆる常識を塗り替え続けている。自分自身に向けられた種々雑多な人々の意識を全て吸収し、循環させ、新たなクリエイティビティへと昇華させようとするマインドネスが、混沌とした現代社会の中に関光を放つ。

——現在のやまとくんを作る上での大きなターニングポイントだと思うので、まずは大学2年生の時にYouTubeをやろうと思ったその瞬間のことを細かく教えて下さい。

まず、当時の僕には外交官になりたいという夢があって、それで留学したというのは僕の著書「聖域」にも書いたと思うんですけど、留学してみてちょっと絶望だったというか、自分の夢だったしずっとかっこいいなと思ってた職業が、思ってたのと違ってたというのは結構ショックで。自分としてはしっかり将来を考えて学生生活を過ごしてた方だと思うんですけど、だからこそ、そういう風に自分の夢のために留学に行ったわけで、それでなんか全然違う、この仕事ダメかもって思った時に、挫折ではないんですけど、自分の中でひとつ夢がそこで果てたっていうのがあって。それでどうしようとなってバイトとかしていくうちに、人の下で働くのは向いてないんじゃないかというのが肌感覚で分かってきたんです。それで、自分なりに考えて起業したいと思ってプランを練ってたんですよ。本当に人の下で働きたくないというのを口で言ってるだけじゃなく現実にしてやろうっていうのが、その当時の活力というかパワーになってました。だから僕としては、YouTubeは起業に近かったのかもしれないですね。スタートアップで新しい事業を立ち上げるのというのは、みんな大人になってから資金を貯めたり知識や経験を得てからやるじゃないですか。でも大学生のうちに起業することが、僕の中ではすごく早くてかっこいいみたいなのがちょっとあって。だからあんまり抵抗がなかったんです。YouTubeを始めるというよりは仕事を始めるという気持ちだったので、気合も全然違いましたし、当時からよしやってやろうっていう本当に起業のマインドでYouTubeチャンネルを立ち上げた感じですね。

——外交官という仕事が想像と違って失望したという具体的なポイントはなんですか?

それはすごく明確なんですけど、僕って自分のやったことに対してすぐリアクションだったり結果が付いてこないとダメなタイプだっていうことをそこで気づいたんです。外交官ってすごく長い年月をかけて国と国の大きな取り決めをしたり、長い期間かけてもその取り決めが決まらなかったり、とにかくいろんな段感を盛んで、いろんな使い人に頭を下げたりすることで、やっとひとつの大きな偉業を成し遂げるみたいな仕事で。ただ単に使のリサーチ不足だったにすぎないんですけど、そんなことは留学する前に知ろうと思えば知れたわけじゃないですか。それを知らなかったっていうのは自分の落ち度なんですけど、自分の頑張りに見合った昇進とか報酎が、僕は欲しいと思うタイプなんだっていうのをそこで気づきました。だから社会のシステムにはあんまりハマらない性格なのかなって。なんか理不尽なこと言われたときに、そういうことをパンって弾いて上に行きたいって思ってしまうタイプなんで、それを出せるような職場じゃないな、ちょっと違うなと思って諦めました。

——起業を考えていろんな方にお会いしたという話が著書に書いてありましたが、具体的にどんな事業で起業を考えていたんですか?

僕、ブライダル関係でバイトしてたんです。結婚式のウエイターみたいなことをやってたんですけど、その経験から自分で結婚式場まるまる一個使ってないところとかを買って、ブライダル系の仕事をしようと考えてました。人が感動したりする瞬間がすごく好きなんですよね。世の中にはお金がなくて結婚式が挙げられない若い夫婦とかいるじゃないですか。そういう人が身の回りの友達にもいて、お金がない人でも結婚式を挙げて思い出にできるような、そういうプラットフォームを作りたくて。それで人の話を聞きに行ったりとか、リアルに資金集めとかしてました。今でもまだやりたいんですけどね。

——YouTubeもそうですけど、悪い意味じゃなく考えていること全てが事業計画に聞こえます。話は遡りますが、今の「やまと」という人格形成が行われたのはいつ頃だと思いますか?

小学校に入る前ですね。もう完全に母親の影響なんです、僕の人格形成は。昔からいろんな映画を英語で観させられたり、美術館だとフェルメール展連れてってもらったり、ゴッホ展連れてってもらったり、いろんな作品に触れる機会を与えてくれたんです。でも何も分かんないんで当時は面倒くさいだけだったんですけど、今はそういうのがすごく大事だったんだろうなって思います。何かのコンクールに絵を描かされて出されたりとか、家にいるときはいつも映画がついてて字幕で英語を聴きながらみ観るっていうのが当たり前で、常に英語に触れていました。あと英語検定を四、五年前倒しで受けさせられたりとか。でもそれが賞になって返ってきたり、合格したりするとやっぱり嬉しかったので、とにかく挑戦することに対する抵抗を勝手になくされた感じです。水の中に最初っからポンって入れられてるから水が怖くないのと一緒で、何かにチャレンジすることを常にさせられて、それを褒めてもらってたんで挑戦することが怖くない。やってできないのは当たり前だからできるまでやりなさい、あなたならできるよっていうのをずっと言われてきたので、挑戦すればできるから挑戦しちゃうっていうのが、多分他の子とは圧倒的に違ったのかなって。そこが一番ありがたかったですね、育てられ方としては。そういうベースがあって今に至ってる感じです。父親には、男としてのプライドとかそういう部分を教えてもらいました。

——コムドットのスローガン「地元ノリを全国へ」というのは、マーケティング的な言い方をすると、リーチ、インプレッションよりエンゲージメントを重視した、すごく今っぽい感覚が詰まってる言葉だと思いますが、どういう計算の中でそれを付けたのですか?

「怒り」ですね。YouTubeを始めた頃、僕達全然売れなくて「ホームビデオ」って言われてたんですよ。自分達でiPhoneで撮って友達の内輪だけで笑ってるやつらみたいで超くだらねえ!みたいなこと言われてすごく腹が立って。お前らがくだらないと思うものを全国ノリにしてやるからなっていう反骨精神で、ふざけんなよっていうのと同時に緻密な計算もあったんです。わざわざそれを言うことは反骨精神でもありつつ、ある意味「旗」だと思ってて。このスローガンの旗をバンって地面に突き刺した時に、最初は近くにいる地元の友達や家族しかその旗は見えないじゃないですか。でもだんだん有名になってその旗が高くなっていったら周りにいる人からも見えるようになって、あいつらの地元ノリが全国に広がったら面白いなって共感してくれる人が集まってくる。そしたらまた盛り上がって旗が高くなって、さらに遠くの人が見つけてくれるみたいな感じで。共感してくれる仲間を探して、その旗をどんどんどんどん高く上げていくっていうのが、自分達を有名にするための手段になると思って、仲間を探す旗としてあえてスローガンを掲げた感じですね。

——本当にいい言葉だなと思います。ファンの方たちも自分がいる地元に置き換えて共感している感じ。

地元がある方だったらそういう風に観てもらえると思うんですけど、僕の友達で中学受験して地元の友達がいないから成人式も行けないみたいなやつがいて、そいつがコムドットの動画観てると、自分の地元に帰って話してるみたいで観てて落ち着くって言ってて。間接的にそういう人にとっての地元になってるみたいで、それを聞いた時はすごく嬉しかったですね。

——「天下を獲る」と公言していますが、その具体的なイメージはありますか?

最初に「天下を獲る」とか「日本一になる」とか言ってた時は、まだ具体的にどういう風になろうというのは思いついてなくて、目指すなら1番がいいっていうより、井の中の蛙ですけど自分たちが一番面白いでしょ、から始めてるので、じゃあ1番になろうぜ、それを証明していこう!っていう旅に出るためのひとつの旗だったんですよね。だから言った当初はあまり意味を持ってなかったんです。でも数字がそれなりに付いてきてこれだけ応援してくれる人がたくさん増えると、いつ日本一なの?みたいにすごく聞かれるので、それを考えたときに、それこそもう「感覚」なのかなと思って。チャンネル登録者数で言ったら僕達の3倍ぐらいいるクリエイターの人達もいたりするけど、僕達、今マルチクリエイターで再生数日本トップなんです。多分ファンの人の総数を数えたら1位の自信あるんですよ。でもまだ日本一になってないと思う理由としては、人に指標とか数値とか考えさせてる時点で日本一じゃないと思うから。例えば、日本のトップグループは誰だと思う?って聞いたときに、嵐とかいろんなグループの名前を答える人がいると思うんですけど、それってオリコンで何位取って雑誌がどれぐらい売れて、とか考えて答えるわけじゃないじゃないですか。その瞬間、あ、誰々って思い浮かぶのって、もう感覚でしかないわけで。だったらその人の感覚の中で1番になることが、僕の中では日本一を獲るということだと思ったんです。誰に聞いても日本一はコムドットじゃない?って言わせたらかっこいいなと思って。その目標はいい意味で逃げてないと思うし、数字は逆に逃げだと思ってるんです。もっと上に行って数字を超えた何かを掴むまでが、僕達の勝負なのかなと。

——強気の発言の中にも温かさを感じるのは、やはりやまとくんを形成する要素として家族の愛情や存在が大きいように感じます。

そうですね、父親の存在もすごく大きいと思います。物心ついた時から男として育てられてきてるので、振る舞いとか姿勢とか。男なんだからビシッとしろっていうのは本当に何回も言われてきて。その中で僕が大事にしてるのは、ハッタリをかませ、自分を大きく見せるのは重要だぞ、舐められんなっていうこと。この混沌としたネット社会の中で自分をどう見せようかと考えたときに、最初から本当の自分を見せてもしょうがないって気づいたので、とにかくでかく見せようと思って大きいこと言うわけです。でも大きいことを言うことはハッタリではあるんですけど、僕からしたら将来叶えるからハッタリじゃない。言ってるとだんだん人が集まってくるんですよ、そういう人が日本にはあんまりいないので。そうすると単純にそれを批判する人だったり、逆にもっと僕の人間的な部分を理解してくれる人とかが出てきたりするけど、どちらにしても有名になったときに、その中からちょっとでも好きなってくれる人が出てくれば僕としては本望です。最初から素の自分で行ったら、多分誰にも見つけてもらえないけど、でかく行くからこそ、好きになってくれる人が僕のことを見つけてくれるみたいな、そういう感覚ですね。

——いろんな意味で学校っぽい。ファンを増やしているっていうより友達を増やしていってる感じ。

人を嫌うのって疲れるじゃないですか。僕が自分を折るか、あいつらが僕を嫌い続けるかの根気勝負だと思ってて。僕のいい部分を見て、あいつそんな悪いやつじゃなかった、いいやつだったって言った方が楽だし気分いいじゃないですか。多分みんなそうなってくれるだろうなと思うので曲げないですね。曲げたら興味すらなくなるし、そうなったら負け。最初はネガでも興味を持たせ続けるっていうのが大事で、そのうち必ず回収できると思うので。

——著書「聖域」を書こうと思った理由は?最初から最後まで全部出し切っていて、小出しにしない感じが凄いと思いました。

それが自分のアウトプットのルールで、あ、これ取っておこう、というのはなしなんですよ。YouTubeのネタでも、常に今自分ができる一級品を消化していって、消化したらまた次を生み出すしかないじゃないですか。そういう状況を作っていくと、よりいいものが生まれるというのが自分の中のジンクスでもあるんで、もう全部吐き出します!出し惜しみを絶対にしたくないので。今、本を読んでるんですけど、次のアウトプットに備えてインプットしてる時期ですね。

——今後メンバーのソロ活動についてはどのように考えてますか?

五人でやってるのはすごく利点が多くて、チーム戦ができたりトークにも幅ができたりというメリットがあるんですけど、唯一のデメリットとして、個人の特技が光るようなことをやりづらかったりするんですよ。例えば一人が歌を歌えたとしても、そいつの歌一本を企画にするのはすごく難しくて。だったら個人で活動して歌って、それをYouTubeに持って帰ってきて、こいつ歌出したんですよ、ということを発表した方が、多分そいつの才能を伸び伸び生かせるなと。今日みたいなモデルのお仕事をさせていただいたときも、じゃあやまとのモデル撮影にみんなで付いていこうってなると、ここの品格が落ちたりしてしまうので、逆にこういう仕事が決まったんだよねっていう話をYouTubeでするということに意味があると思ってて。結果的に還元し合えるというか、それを観た人が雑誌を買ってくれたり、逆に雑誌で自分達のことに興味を持ってくれた人がYouTubeを観にきてくれたり。個人の活動をしても五人での活動を続けていれば、そこに持って帰ってくることになるじゃないですか。最終的にすごく幅が広がると思うので、個人的な活動を今年は広げていきたいなと思ってます。

——活動内容は個人個人で考えていく感じですか?

それはチームで考えました。お前どうすんの?今年はどういう仕事やりたいの?とか、将来のことだったり未来の話を友達なんでよくするんですけど、それをあえてYouTubeで五人でするんですよ。俺モデルやりたい、俺歌作りたい、俺はMCやりたい、とかそういうこと話してるのを関係者が見かけてくれたら仕事になるかもみたいな感じで(笑)。後でその仕事が決まった時にファンの人はそれを見て、あの時話してたことが決まったんだ!ってことにもなるし、全てはYouTubeを発端にしてYouTubeに最終的に返すっていうことができれば、すごく意味のあることになると思うのでめちゃくちゃ楽しみですね。

YouTubeのコンテンツの作り方や企画を作るポイントはどんな感じですか?データ分析、コンテンツ力、出すタイミング、またSEO的なことを考えてるのかなど。

そういうのは全く考えないですね。出たものに対しては考えるんですけど、まだ撮ってないもの、編集してないものに対しての数値的なものは一切考えてなくて。マーケティングのレバレッジが効いたなってすごく思ってるんですけど、売れるものを作るか、作ったものを売るかの二択のときに、YouTubeで売れるものを作ることって、難しいですけどできるんですよ。例えばエロ系、食事めっちゃ食べる系、喧嘩系、幽霊系とか、人が根本的に、生理的に観たいと思うようなコンテンツを作ることが売れるコンテンツを作ることだと思うんですけど、僕達のやりたかったことって友達と遊んでるとこをただ単に観てほしいだけなので、なんなら最終的にこたつでくっちゃべってるだけで何百万再生も取りたいよね、っていう自分達の最終的なゴールを決めたんです。そこにお客さんがついてくるようなマーケティングをずっと行ってきて、それが実際ついてきてくれて、ある程度自分達が楽しんでる様子を撮影して編集すれば観てもらえるようになったので、こうこうこういうので数字取ろうとかはあんまり考えてないですね。最初の時点で、これができればそういうの考えなくていいよねっていうことを成功させたんで、多分どこのYouTuberよりも、いい意味で撮影とか考えることが楽。例えば友達がサウナ行きたいって言ったら、じゃあサウナ行って一本企画しちゃおうとか、あいつ誕生日だから誕生日プレゼント買いに行こうよ、じゃあ行く道中でクルマの動画回しちゃおうとか、それが逆にいいと思うんですよ。自分達のリアルな日常、やりたいこと、好きなこと、ハマってることを発信することが数字に変わる。自分達自身を売れるものにしたので最初で勝ったっという感じです。多分真似できないと思います、他の人には。できないっていうより、相当しつこいやつじゃないと本当に世の中って興味持ってくれないですからね。僕達なんて何もないんで、何もない一般人に興味を持たせるために自分達が楽しみ続ける、それに尽きます。

ファンからの10の質問

——YouTube、雑誌、モデルの仕事において一番大切にしていること。

真面目にこなす。YouTube界隈と雑誌系のメディア界隈って僕の中でちょっと感覚が違っていて、お邪魔させてもらってるっていう気持ちで丁寧に仕事をすることを意識してます。

—— 一番大切にしている言葉。

「勝って驕らず、負けて腐らず」。本当に何回この言葉を活動中に噛み締めたことか。特に負けて腐らずの方。逃げ出すことは何回もできたと思うんですけど、やっぱ腐っちゃいけないぞって、自分をグッと真ん中に戻してくれたのがこの言葉なので本当に大切にしています。

——人生においてこれだけは忘れないと大切にしていること。

常に今の自分が好きかどうかを確認すること。行動の良し悪しを決めるのは全て今なわけではなくて、例えば、嫌なことをしてるときも辛いことをしてるときもあったりする中で、本当にこれやってていいのかなって不安になったときは、それをしてる自分が好きかどうかというところで考えるようにしてます。それが嫌いな自分だった場合はやめる。好きだったら頑張れたりとか立ち直れたりすると思うので、そういうのを軸にしてます。

——YouTubeを軸にこれからどんなことに挑戦していくのか将来の野望を教えて下さい。

他のYouTuberでは成し得ないことを次々と成し遂げていきたいと思っています。YouTube自体のイメージを変えたいですし、YouTubeじゃなくても、挑む姿勢だったり戦う姿勢を見て、そういう姿に憧れてほしい。

——YouTuberであり、コムドットのリーダーであり、社長でもあるやまとくんに質問です。社長業をしていてのやりがいや得られたものを教えて下さい。

僕が一応社長で自分達の事務所を経営してるんですけど、メンバー以外にも編集をしてくれたりサポートしてくれたりする社員の仲間がいて、その社員達は、僕が大学生の時に誘ったり他の会社から引っこ抜いてきたりとか、いろんなことをして会社に入ってもらった人達なんです。そういう僕の高校の友達が地元の友達とめちゃくちゃ仲良く遊んでたり、めっちゃ真剣に仕事を教え合ってたりしてるとことか、自分がきっかけの縁でそういう人達の縁が交わる瞬間を見るとすごく嬉しいですね。社長やってて良かったなと思うのはそういうときかもしれないです。

——反抗期はありましたか?

ありました、五歳ぐらいの時。年中ぐらいですかね。親に口答えしてすごく喧嘩してました。英検やりたくない!とか。五歳でやらされたら、みんなやりたくないですよね(笑)。

——これだけは毎日絶対にする自分の中での決まりごと。

風呂に入るのが大好きです。水球部だったというのもあると思うんですけど、水がすごく好きで水に入ると落ち着くんですよ。考え事するときにサウナに行くこととかは、自分の中でのルールかもしれないですね。

——やまとくんがリーダーとしてチームをまとめるために一番大切にしてることはなんですか?

先頭に立つことです。いろんな種類のリーダーがいると思うんですけど、僕は先頭に立ってやるタイプだと思ってるので。声を出したら体が起きるみたいなのと一緒で自分自身をまず起こして奮い立たせます。僕がビビった顔してたらチームも社員もビビっってしまうので、僕が一番余裕そうな顔をして一番前に立つっていうのは、まとめるときに大切にしてます。

——何事においても成功させる秘訣は?

最初に成功することを決めること。こうだから成功するかなとかじゃなくて、成功するって決めてから道筋を考える。ゴール地点を最初に決めて地図を描くっていうのが僕のやり方で、そうすれば成功しないっていう選択肢がなくなるじゃないですか。まずは成功することをゴールに設定するのが早い。

——コムレンジャーに伝えたいこと。

まずは、雑誌を買っていただきありがとうございました。読んでいただきありがとうございました。すごくエッジの効いた写真をたくさん撮ってもらって、それをみんな見てくれて新しい自分を見てもらえたと思うんですけど、常に止まらない僕達から目を離さないでほしいです。でも動くっていうことは別に置いていくっていうことじゃないということを、僕からみんなにすごく伝えたくて。やっぱり大きくなったりとか有名になったりすると、ファンの人は遠くに行ってしまう感覚になるって言うんですけど、僕はそれがすごく悔しくて。有名になる度に僕達がファンの人達にできることっていうのは、僕はいい意味で増えていってるなと思ってます。いろんな雑誌のお仕事をさせてもらったり、今回のような表紙のすごく大きいお仕事をさせてもらえるのは有名になってるからであって、そこでみんなとこういう風に質問をいただいて話したりとかにも繋がってくると思うので、常に近くに感じられるように僕達は頑張っていきます。だから一番近くで応援し続けてほしいですね、ファンのみなさんには。それを頑張ってしっかり返せるような年にします。

【書誌情報】
タイトル:HIGHSNOBIETY JAPAN ISSUE08+ YAMATO(COM.)
価格:1,650円(税込)
仕様:A4 変形版
※通常版・限定版ともに、表紙・裏表紙以外の内容は同様になります。

◼︎ 通常版(表紙:やまと/コムドット)取り扱い書店
全国書店、ネット書店、電子書店
※一部取り扱いのない店舗もございます。予めご了承ください。
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コムドット やまとプロフィール
コムドット やまと
地元ノリを全国へをスローガンに掲げ活動する5人組YouTuberコムドットのリーダー。同級生メンバーと「放課後の延長」をテーマに動画配信を始め、10~20代の若い世代を中心に人気を集めている。チャンネル登録者数は2022年12月に400万人を突破。