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Where the runway meets the street

ファッションブランド「STONE ISLAND(ストーンアイランド)」は、2021年春夏コレクション「7415 AT EASE」のルックを公開した。

「AT EASE」とは、信頼があり、自由で、心地よい状態のことを意味する。珍しい素材や、ディテールと色を軽くすることで、ユニフォームの堅苦しさを和らげた。

今季はラグジュアリーという解釈をアイテムというだけではなく、心の状態にまで広げたという。洗練されたアイテム「off duty」を調べ上げ、ワークウェアのシルエットとフィット感に、オーガニック素材や肌触りの良い素材を組み合わせた。ネオパステルカラーや上品なカラーリングを軸にデザインし、それぞれポップ、コンベンショナル、パステルの3型を用意。

「REFLECTIVE GRID ON LAMY-TC」は、耐風性を高めるために生地の内側に樹脂加工を施した軽い半透明のラミーナイロン素材。アーバンカモフラージュをヒントに「リフレクティブ」というコンセプトの下を製作した。「LUCIDO-TC」は、生地の表面に樹脂加工を施した軽量ナイロン素材。製品染め加工を施すことで、光沢と立体感のある見た目を実現し、パッカブル仕様のアイテムを中心に採用。素材とデザインにおける機能性を追求した「STONE ISLAND MARINA」シリーズは、レタリングのグラフィック効果と光沢感が特徴。

今シーズンの「GHOST」コレクションはミリタリーのシルエットと機能性からを着想源に、アウターやベスト、オーバーシャツなどにリバーシブルアイテムをデザイン。リバーシブルの片側にはナイロンとウールを組み合わせたストレッチウールとナイロンのツイル生地、片側には樹脂コーティングを施したナイロン生地を採用している。

「上品な心地よさ」というコンセプトの下、現代風にアレンジした「MAC CHAMBRAY」は、白の横糸とインディゴの経糸で織りあげたシャンブレーコットン生地に、通気性と耐風性に優れたメンブレンをボンディング。「KNITWEAR」は、「Soft Shell」のようにニットをアウターとしても着用できるハイブリッドスタイルから、ワンピース構造と生地と同じ色調のグラフィックを組み合わせたアイテム、アーカイブのコンセプトと今シーズンのフィットを融合させたアイテムなど幅広く展開する。