event

テイストの異なる国内外のストリートアーティスト4人を起用したクリスマス企画が、「西武池袋本店」で始まった。そごう・西武が11月5日(火)~12月25日(水)の期間中、「だって わたしの クリスマス」をテーマに全店で展開するクリスマスプロモーションの一環。家族や友人、自分自身へのご褒美など、近年楽しみ方が多様化するクリスマスに、各ライフスタイルに合わせたパーティアイテムやギフトを提案する。

4人のストリートアーティストがクリスマスを「塗り替える」クリスマスプロモーションとして打ち出す「STREET ART × CHRISTMAS」は、プレゼントやツリー、パーティーなど、既存のクリスマスの伝統やイメージに対し、「自分たちらしく楽しむ」ことに焦点を当て、これまでを「飛び越える」アートで「これから」のクリスマスを祝おうと提案。

クリスマスキービジュアルとして、同じサンタクロースのポスターをベースに、アーティスト4人がそれぞれの作品を個性豊かに表現した。参加したのは、日本のグラフィティシーン黎明期から活動するパイオニアで、国内外で活躍するsnipe1(スナイプワン)、バルセロナに拠点を置く、アルゼンチン出身のZOSENとアメリカ生まれ東京育ちのミナによるユニット「ZOSEN&Mina Hamada(ソーセン&ミナ ハマダ)」。

ストリートアートに触発され、1994年にグラフィティアートを描き始め、企業とのコラボレーションや公共施設、商業施設の外壁なども手掛けるFATE(フェイト)は、平面・立体を融合させたレタリングをデザインされた構図の中にレイアウトし、グラフィティとデザインがミックスされているような独創的な表現が特徴。グラフィティと音楽、ストリートカルチャーを融合し、欧米各地や中国などで製作活動を行うKOMESENNIN9(コメセンニンナイン)も参加する。

各店のウィンドウや売り場には、各アーティストのアート装飾が登場するほか、西武池袋本店では11月6日(水)、明治通り沿いにsnipe1による最大約30メートル、トータル約54メートルのグラフィティが出現。ウィンドウや懸垂幕にも今後、各アーティストの作品が段階的に飾られる。

マーカーやシールでアレンジしてオリジナルクリスマスカードを作るワークショップも、西武池袋本店、東戸塚店、岡崎店、秋田店、福井店、そごう千葉店、広島店、大宮店、川口店の計9店で開催。スマートフォン専用クリスマス特設サイトから参加できる「デジタルグリーティングカード」は、アーティスト4人の鮮やかなアートを使い、クリスマスメッセージが入ったオリジナルのデジタルグリーティングカードが作れ、作った画像をダウンロードできる。期間は11月22日(金)~12月25日(水)。

アーティスト4人とコラボレーションしたオリジナルエコバッグも限定販売する。価格は1,650円。11月26日(火)~12月25日(水)に販売。