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今年7月にオープンした新コンセプトストア「T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)」は、グラフィックデザイナーNerholとしても活動する田中義久を迎えて、端材や廃材のサステナブルな仕組みと、アップサイクルをテーマに、インスタレーションを開催する。

田中の活動の中心となっている「紙に対する可能性の追求」を起点に、端材や廃材を用いた新しいペーパー素材の開発と、それらを用いたプロダクトの可能性を模索する共同の研究をインスタレーションとして展示する。

今回は、細かく粉砕した端材や廃材を、分量や配色などのアレンジを加え、和紙を制作する「溜め漉き」の工程に組み込むことで制作されたさまざまな柄の和紙と、それらを用いて作られたシューズボックスやフットウェアなどのプロダクト展開を模索する過程を紹介。写真家のゴッティンガム(Gottingham)が特別に撮り下ろした写真も並べる。

研究の前進となる田中義久の活動を8ページにわたって紹介した「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」によるフリーマガジン「NOT FAR #02」も同日に発売する。

T-HOUSE New Balance presents art installation
Yoshihisa Tanaka × Tokyo Design Studio cooperative research vol.01
会期:11月20日(金)〜12月15日(火)
会場:T-HOUSE New Balance
住所:東京都中央区日本橋浜町 3-9-2
営業時間:月・火 11:00〜14:00 / 15:00〜19:00、金・土・日 11:00〜19:00 水・木定休