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日本で発表された作品の中から、国籍を問わず先進的で優れたアーティストやブランドなどを選出するアワード「THE BACON PRIZE(ベーコン・プライズ)」の2022年度の受賞者が、NFT ブランド「RTFKT(アーティファクト)」に決定し、限定で制作された333個の記念トロフィーが無料で配布される。

同アワードは2007年に「the A.R.T. foundation」ディレクターのジョニー・ウォーカーが創設。過去には、Chim↑Pom(2021)、隈研吾(2020)、Klein Dytham architecture(2019)、塩田千春(2018)などが受賞してきた。15周年を迎える今年度の受賞者は、2020年1月に3人のアーティスト、ベンワ・パゴット(Benoit Pagotto)とクリス・リー(Chris Le)、スティーブン・ヴァジレフ(Steven Vasilev)が設立した NFT ブランドRTFKTに決まった。

RTFKT は近年、Nikeとのデジタルコラボスニーカーや、独自のメタバースアバタープロジェクト「Clone X」に現代アーティスト村上隆が参画したことでも話題を集めている。ファッションやアート、デジタルが関わるクリエイティビティを「無限化」し、革新的な影響を与えて続けていることなどが評価され、受賞を決めた。

RTFKT の受賞記念トロフィーは11月末から、333個限定で、NFTクリエイティブスタジオ「OpenSkyBlue」が運営する「OSBLaunchPad」で無料配布される予定だ。これに先駆け、現在抽選を受け付けている。配布開始予定などの詳細はOpenSkyBlue公式Twitterで随時発表される。