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Where the runway meets the street

DIOR(ディオール)」は、写真家ニコライ・フォン・ビスマルク(Nikolai von Bismarck)とタッグを組み、写真集「THE DIOR SESSIONS」を発売。80人以上のセレブリティや、メゾンの友人たちを撮影した。写真集の収益の一部は10代のがん患者をサポートする英国の慈善団体、ティーンエイジ・キャンサー・トラストに寄付する予定だ。

 

写真集では、「ディオール メンズ」を率いるアーティスティック ディレクター、キム・ジョーンズ(Kim Jones)とニコライがタッグを組み、親密な距離感で登場人物の公私に迫る。内面を捉えた一連の写真は、創造の領域や登場人物との関係性、メゾンとのつながりでまとめられ、キムによる初年度のクリエイションも紹介し、アーティスティック ディレクター就任1年目のクロニクルとなっている。

ディオール メンズでのデビューを飾ったショー前夜から始まる写真は、オートクチュールで世紀を超え継承され培われてきたノウハウが息づくテーラリングにフォーカス。タイムレスな存在感を放つ。プロジェクトの構想は、タッグを組んだ両者が2018年3月、ロンドンのハイドパークを散歩中に生まれたという。親密さあふれる写真は現在を反映しながら、過去にも敬意を払い、メゾン ディオールのヘリテージと歴史に深く根差したルーツを際立たせる。

掲載する100点以上に及ぶポートレートの豪華な顔ぶれは、アートやスポーツ、映画、ファションなどの世界から選ばれた、デヴィッド・ベイリー、デヴィッド・ベッカム、ナオミ・キャンベル、ベラ・ハディッド、マーク・ジェイコブス、デミ・ムーア、ケイト・モス&ライラ・グレース・モス、村上隆、ロバート・パティンソン、エディ・レッドメイン、エイサップ・ロッキーなど。

リゾーリ社より2019年秋に出版。写真集の売上から得られる収益は、がんと闘う若者へのケアと支援活動を専門とする慈善団体ティーンエイジ・キャンサー・トラストに寄付する予定。

ロンドンで行われたローンチ パーティには、ナオミ・キャンベル、ニコライ・フォン・ビスマルク、ソニー・ホール、ロミー・マドリー・クロフ、ノオミ・ラパス、アレクシス・テイラーがメンズコレクションを纏って参加した。

「THE DIOR SESSIONS」
発行:リゾーリ社 NY
サイズ:28.5×34センチ
ページ数:180
掲載写真点数:130 点
豪華版:(ディオール特製)クラムシェルケース入りハードカバー
普及版:外箱入りハードカバー
言語:英語、フランス語
価格::120ユーロ / 125ドル