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ストリートファッションとカルチャーを発信する『ハイスノバイエティ(Highsnobiety)』は、初となるブック『ストリートファッションとカルチャーの不完全ガイド(原題:The Incomplete Highsnobiety Guide to Street Fashion and Culture)』を今月に発売する予定だ。

本書は、ストリートカルチャーを作り上げたブランドやキーパーソン、またはトレンドを深く掘り下げ、『ハイスノバイエティ』の集大成となる一冊だ。

中には「シュプリーム(Supreme)」をはじめ、「ベープ(BAPE)」、「ステューシー(Stüssy)」などのストリートブランドから、「ラルフローレン(Ralph Lauren)」や「ラフ・シモンズ(Raf Simons)」、「コム・デ・ギャルソン(COMME des GARÇONS)」などのハイブランドまで、様々なブランドの歴史とストーリーを語り、ストリートウェア、ファッション、音楽、そしてカルチャーの交差点に着目し、ストリートファッションの過去と現在を語った。

そして、「ジェイデン・スミス(Jaden Smith)」や「ジョナ・ヒル(Jonah Hill)」、「タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)」など、ストリートファッションシーンにおけるキーパーソンのストーリーも紹介し、彼らはどのようにストリートファッション業界と関わり、業界のアイコンに成長してきた秘話も書かれている。

さらに、本書は歴史的観点から、パンクミュージック、ヒップホップ、スケートボードなどのユースカルチャーがストリートカルチャーとファッションへの影響を深く探求し、「ナイキ(Nike)」CEOの「マーク・パーカー(Mark Parker)」が語るデジタルメディアとスニーカーカルチャーの発展や、環境問題を積極的に取り組む「パタゴニア(Patagonia)」社の経営方針など、様々な視点から業界を分析するガイダンスブックなのだ。

 

『ストリートファッションとカルチャーの不完全ガイド』は『ハイスノバイエティ』とドイツの出版社「ゲシュタルテン(Gestalten)」が共著し、9月17日(月)の発売となる。そして本書の発売イベントはロンドン、ニューヨーク、ベルリン、ロサンゼルスにて開催される予定で、詳しい情報は『Highsnobiety Japan』のアップデートを注目しよう。