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Where the runway meets the street

ブランド:VALENTINO(ヴァレンティノ)

VALENTINOは、2022年春夏コレクション「ヴァレンティノ ランデヴー」から、メゾンのアーカイヴコレクションを現代向けに再編集したコレクションを発売する。

メゾンの象徴的なコードの視点を変え、日常とクチュール、過去と現在の「ランデヴー(出会い)」から新たなリアリティーを追求した同コレクション。女優マリア・ベレンソンが1968年に着用したオートクチュールのホワイトのドレスは、新たにジャケットとスカートのセットアップに形を変え登場。商品には当時撮影されたベレンソンのビジュアルのジャカードラベルとタグを取り付けたほか、所々に配したフラワーエンブロイダリーは、特別な型に入れて熱でプレスし立体的な形状にした後、一枚一枚職人の手で、マイクロビジューやパール、ストーンとともに刺繍。袖口のラッフルも華やかだ。

モデル、ヴェルーシュカが1967年に着用したアニマルプリントのウールコートは、オリジナルモデルを完全に再現。ホワイトのドレスと同様、1967年当時のヴェルーシュカがコートをまとったビジュアルのジャカードラベルとタグが取り付けた。

1971年春夏オートクチュールコレクションの作品を再現したフラワープリントドレスは、ベージュのドレスのウエスト部分に、手作業でオーガンジーを幾重にも重ねて作ったケシの花を添えた。ブラックのドレスは、ネックラインのフリルからコントラストカラーのパイピング処理に至るまで、当時のデザインをそのまま蘇らせたデザインだという。

ショルダーラインにゴールドとシルバーのスパンコールとビジューを職人が手作業で縫い付けた、アシンメトリーなラップドレスは、1967-1968年秋冬オートクチュールコレクションのドレスをリエディットしたもの。アトリエで100~130時間かけて製作した。当時ベネデッタ・バルジーニが着用したドレスの写真ラベルとタグを取り付ける。

同コレクションからは、フォトグラファーのウィリー・リッツォが1970年に撮影したシャツを現代向けにメンズ商品として再解釈したアーカイヴシャツも発売。

ウィメンズドレスはヴァレンティノ銀座で、メンズシャツはヴァレンティノの一部店舗でそれぞれ展開する。