英国とカリブの繋がりを探求するWales Bonnerとadidas Originalsがコラボコレクション発売

By HighsnobietyJapan in style
2021年3月28日

「adidas Originals（アディダスオリジナルス）」は、「Wales Bonner（ウェールズ・ボナー）」とコラボレーションした2021年春夏コレクションを発売する。

昨年9月にメンズ・パリ・ファッション・ウィークで公開し、英国とカリブの間の繋がりを探求し続けているWales Bonnerの作品をベースに制作。Wales Bonnerは「Lovers Rock」と冠された2020年秋冬のファーストコレクションで、70年代のロンドンにおけるイギリス人とジャマイカ人のコミュニティから着想した作品を発表し、2021年春夏コレクション「Essence」では、80年代初頭のジャマイカにおけるダンスホールミュージックの起源を表現している。

今回はadidas Originalsのアイコニックなルックに、Wales Bonnerの持つ豊富な知見を盛り込み、テーラリングに重点を置いたコレクションに仕上げた。アパレルでは70年代のアイテムを再構築し、ヴィンテージ風のカットラインや、リッチなリブ、メッシュ、チェック柄などを採用したTシャツやショートパンツ、トラックスーツなどを展開。

フットウェアでは「Samba」と「Nizza」といったクラシックなモデルをアップデート。フットボールをバックボーンに持つ「WB Samba」はフルレザーのアッパーに、スエードのトゥキャップとヒールタブを組み合わせ、コントラストの効いたステッチングとサテンのライニング、かぎ針編みのシューレースをアクセントに構成している。カラーはブラック×グリーンとネイビー×クリーム×イエローの特徴的な2つのカラーウェイで用意した。

「WB Nizza Lo」は、キャンバス地のアッパーに力強いステッチングのディテールとエナメルのアイレットをあしらい、バルカナイズド製法のアウトソールを採用。カラーはホワイト×ピンク×イエロー、ネイビー×イエロー×クリーム、パープル×イエロー×クリームの3つのカラーウェイで展開。シューズにはそれぞれ随所に両ブランドのロゴを施した。Jeano Edwardsによるジャマイカの若者たちの日常を丁寧な描写で描いたヴィジュアルとショートフィルムも公開。