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Where the runway meets the street

ファッションブランド「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」が、11月9日(土)に開かれるアートイベント「UENOYES2019 FLOATING NOMAD」に参加し、上野恩賜公園(噴水広場)でファッションショーを開催する。

2007年に、山縣良和と玉井健太郎によって設立されたwrittenafterwardsコレクション、展示会、ショーなどを通じて、教育、社会、文化、環境的観点を持ったコミュニケーションツールとしての衣服の役割を提案する。

アートイベントのテーマである「FLOATING NOMAD(浮遊遊動民)」は、上野恩賜公園というオープンな空間に、多様な国や地域から集まった様々な立場の人々がまるで遊動民のように思い思いの装いで集い、表現や行動を通じてダイバーシティを表わし、交流や学びの場を形づくるインクルーシブなアートイベントとなっていく様子をイメージしているという。イベントを主催する 「UENOYES(ウエノイエス)」は、上野公園とその周辺地域を舞台に社会包摂をテーマにした文化芸術事業を展開し、世界に向けて情報発信を行っている。総合プロデューサーは現代美術家・日比野克彦が務める。

会場のランドマークおよびワークショップスペースとなる「段ボールオブジェ・サイト」は、日比野監修・総指揮の下、東京藝術大学のDOORプロジェクト受講生と山縣が主宰するファッション私塾「coconogacco / ここのがっこう」の混成チームが中心となって制作・設置。奈良を起点に北京〜ウルムチ〜ペルセポリス〜パルミラを経てトルコまでを辿った篠山紀信「シルクロード」写真展や、ライブストリーミングスタジオ「DOMMUNE」が二日限り集結し、独自のスペシャルプログラムなどを配信する「DOMMUNE UENOYES」、フランス人写真家のシャルル・フレジェによる写真展など、テーマに沿ったコンテンツを展開予定。

会場の噴水池を会場にファッションショーを開くwrittenafterwardsの最新コレクションは、同イベントならではの演出内容となっているという。一般の来場者も観覧できる。

writtenafterwards Fashion Show After All
日程:11月9日(土)
時間:16:30 開場 / 17:00 開始
会場:上野公園恩賜公園竹の台公園(噴水広場)
住所:東京都台東区8 上野公園5ー6
※一般来場者もスタンディングでの観覧が可能。ショー会場の混雑状況により安全確保のため、入場規制を行う場合あり
※ショー会場は野外となるため、暖かい服装での来場を呼びかけている。