style
Where the runway meets the street

昨今ますます注目されるスケートボーディング。

創業時からスポーツと所縁の深いブランド「POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン)」がサポートする四十住さくらにフォーカスする。先の国際大会のパーク種目で金メダリストとなった彼女は先日、POLO RALPH LAURENのアンバサダーとして、ラルフ ローレン 銀座に新設されたランプでデモを披露。メンズのストリートカルチャーやファッションのメディアではあまり触れられてこなかった、スケートボーディングの女性アスリートの、素直で等身大な姿が垣間見れた。

 

——スケートボーディングは、競技である以前にライフスタイルだというスケーターの声をたくさん聞きますが、さくらさんにとって他のスポーツにはないスケートボードの魅力とは何ですか?

自由なところです。ボードも服も、個々で好きなものに乗ったり着たりする自由さがあると思います。

——スケートボーダーの皆さんは、大会などでも人種や年齢や国籍に関係なく和気あいあいとして仲の良い印象を受けますが、どのようにして他のスケーターと仲良くなるのですか?

練習していると「今のすごいね!」みたいな感じで話しかけてもらえます。

——トリックをメイクしたら、見ているスケーターたちはボードで地面を叩いたりして賞賛しますよね。

そうですね。トリックの名前が英語だから、英語がそこまでわからなくても結構通じるので、トリックを教え合ったりとかして仲良くなることがほとんどですね。

——普段から仲の良いスケーター、憧れているスケーターは誰ですか?

仲がいいのはSky Brown(スカイ・ブラウン)です。憧れているスケーターは、Tony Hawk(トニー・ホーク)と、Red BullのAlex Sorgente(アレックス・ソルジェンテ)ですね。

——パークやヴァートの魅力、好きなところを教えてください。

エアーの高さ、スピード、グラインドの距離とかは、見応えもあるので魅力だと思います。エアートリックは怖くないと言ったら嘘だけど、それより滞空時間が気持ちいいので、そこが好きなところです。

——お兄さんの影響でスケートボードを始められ、ご家族の応援を支えにスケートボードを続けてきたそうですが、今後ご家族にしてあげたいことなどはありますか?

今までオリンピックの金メダルを目標にやってきて、それが達成できたので、少し家族の時間も作れるかなと思います。家族旅行に行くなら、私が行きたい所じゃなく、家族が行きたい場所に行きたいですね。

——ラルフ ローレン 銀座にもランプができたことで、今後スケートボードを楽しみたい人が増えると思います。これからスケートボードを始めたい人や、スケーボードコミュニティにどんなことを期待しますか?

最初は転んじゃったりして怖いイメージがつくかもしれないけど、滑れると本当に楽しいので、その楽しい部分をたくさん見つけて続けてほしいです。これからスケートをしたい女の子ももっと増えてくれたらいいなと思うし、パークもいろんな場所にできて欲しいですね。和歌山にパークができたら、また和歌山出身のオリンピック選手が出てくるかもしれないので、ぜひ作ってもらいたいです。

——今後はどんなことを目標にしていますか?

これから出るいろんな大会、全てで表彰台を目指したいですし、パリオリンピックでも連覇できるように頑張りたいです。あと、いつかプロモデルも出したいです。

Sakura wears Polo Ralph Lauren

関連リンク:ラルフ ローレン 銀座にスケートボードランプ出現