CFCL VOL.6コレクション

By HighsnobietyJapan in style
2023年3月2日

ブランド：CFCL（シーエフシーエル）

2023年秋冬「VOL.6」コレクションをパリファッションウィークで発表。

「関数」をテーマに、CFCLが象徴するコンピュータープログラミングを駆使して「knit-ware（ニットウェア）」コレクションを展開。コンピュータープログラミングが生み出すフォルムは、螺旋形は巻き貝や花の種子の配列を、クロソイド曲線は道路のカーブを表しているなど、社会や自然の背景にある数理モデルを人工物に応用し、数理的な関数で定義付けた。同時に数学的には説明できない領域の美意識を追求し、衣服として合理的、機能的かつ、現代生活におけるエレガンスを反映。

VOL.1から発表し続けているアイコニックなシリーズ「POTTERY LUXE（陶器）」は、再生ポリエステルをベースに、グリッター加工を施したフェイクファー糸を組み合わせ、シームレスでストレッチ性の高いニットドレスを提案。

カタツムリの殻やギリシャのイオニア式柱頭、高速道路のインターチェンジに採用されているクロソイド曲線から着想した「COLIMAÇON（螺旋）」は、強いストレッチ加工を施したオリジナルの極太糸を用いて渦巻き状に編み立てた。袖と身頃を筒状に出力し、アームホールで縫製。真正な冬のローゲージニットとは一線を画す構築的なシルエットは、コンピュータープログラミングによるハリ感を生み出す組織設計と糸の構造によって作られ、あらゆる体型にフィットする。再生ポリエステル100％を使用し、軽くて柔らかく、シワになりにくい仕様で、洗濯機で水洗いが可能。

ギリシャの柱をイメージした定番のアイコニックなシリーズ「FLUTED（柱の縦溝）」は、ストレッチ性の違う2種類のリブを交互に編み、個性的なシルエットで登場。再生ポリエステル100％のボディーに半透明のナイロン糸で仕立てた袖を組み合わせ、袖をまくることで立体的でエレガントな印象を演出。ドレス、スカートともに自宅で手洗いが可能。

ASICS（アシックス）とのコラボシューズが登場。原料調達、製造、輸送、使用、廃棄に至るライフサイクルにおいて、温室効果ガス排出量が公表されているシューズの中で最少の排出量を達成したスニーカー「GEL – LYTETM III CM1.95」をベースにデザインし、履き心地の良さを損ねることなく、温室効果ガス排出量削減を実現した。