style
Where the runway meets the street

ブランド:CHANEL(シャネル)

CHANELは、アーティスティック・ディレクター、ヴィルジニー ヴィアール(Virginie Viard)が手がけた2024-25年秋冬 プレタポルテ コレクションを発表。

1912年にガブリエル シャネル(Gabrielle Chanel)の帽子店が誕生したフランスのリゾート地、ドーヴィルの遊歩道を再現し、ドーヴィルの風景をモチーフにした厚手のセーラー風セーターやニット、セーラーカラーのシルクブラウスや、ヘリンボーン柄、フラウンスがあしらわれたローカットトップス、ジャンプスーツやネグリジェがお目見え。

ガブリエル シャネルのワードローブからフェミニニティを、海辺で過ごす冬というエレガンスからマスキュリニティを引き出し、ボックスプリーツのスカートやキュロット、クロップドパンツのツイードスーツ、ドロップフロントのパンツ、後ろにタブの付いたパンツと合わせて羽織る、ブロードショルダーのピーコートやドレッシングガウン風のベルト付きロングコートも登場。

35ミリフィルムと映画のチケットのプリントパターンは、ドーヴィルで毎年開催されているアメリカ映画祭や、クロード ルルーシュ監督(Claude Lelouch)の『男と女』にリンクし、映画内でアヌーク エーメ(Anouk Aimée)が着ていたコートを彷彿とさせるシープスキンのサイハイブーツ、パステルカラーのつば広の帽子、カラフルなシルクスカーフ、ヒールのあるニーハイブーツなど、アイコニックなバッグの数々が至るところに登場。

カラーパレットは絶え間なく変化するドーヴィルの空の色に由来し、ピンク、モーブ、オレンジ、ペールブルーなどの鮮やかな色合いやパステル調のカラーを落とし込み、ブラウンやゴールドのラメをあしらった。