学際的シンポジウム「PRADA FRAMES」がミラノの美術館で開催。居住空間に着目
- By HighsnobietyJapan in art
- 2024年3月27日
ブランド:PRADA(プラダ)
ミラノサローネ国際家具見本市と並行して年に一度開催される学際的シンポジウム「PRADA FRAMES(プラダ フレーム)」が、4月14日(日)〜4月16日(火)に、ミラノのヴィア・ジェス5番地にあるバガッティ・ヴァルセッキ美術館で開催。
3度目となる今年は、自然環境とデザインの複雑な関係について、数日にわたって実施するプログラムを通じて掘り下げ、現代の課題に取り組む枠組みとして「Being Home」をテーマに展開。家はもはや単に安らぎを与える源ではく、シェルターやサービスを提供するインフラとしての役割を担い、歴史的にもコミュニティを土台から支える社会経済的な規範が形作られてきた場所でもあると、居住空間に目を向ける。
シンポジウムは、デザイン&リサーチスタジオ「FormaFantasma」がキュレーションを手がけ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のデザインキュレーター、パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)や、生物学者、ブリジット・バプティスト(Brigitte Baptiste)、研究者、ケイト・クロフォード(Kate Crawford)、学者ジャック・ハルバースタム(Jack Halberstam)、建築家、アンナ・プイジャネール(Anna Puigjaner)、女優、イザベラ・ロッセリーニ(Isabella Rossellini)など、多岐にわたる研究分野から、数多くの学者や専門家が参加する。
1974年まで邸宅として使用されていたバガッティ・ヴァルセッキ美術館を、テーマに沿った講義のために解放し、建物内の様々な空間で同時開催しながら、リビングルーム、ベッドルーム、ダイニングルーム、バスルーム、書斎の間で対話も行う。
PRADA FRAMES
期間:4月14日(日)〜4月16日(火)
場所:バガッティ・ヴァルセッキ美術館
※PRADA FRAMESの「Being Home」は、4月9日(火)〜公式ウェブサイト(prada.com)で登録した上で、空き状況に応じて無料で入場可能。