WOOLRICH OUTDOOR秋冬
中間色やブルーの変化で色付け
米アパレルブランド「WOOLRICH(ウールリッチ)」の日本企画によるアウトドアコレクション「WOOLRICH OUTDOOR(ウールリッチ アウトドア)」は8月下旬、2019年秋冬コレクションを発売する。
2018年にスタートしたWOOLRICH OUTDOORは、コンテンポラリーな解釈で新たなライフスタイルを提案。伝統的なアウトドアブランドとして続く歴史に、機能性と高感度で現代的なデザインを加えたアイテムを展開してきた。
2019年秋冬コレクションは、手付かずの自然の中で「自然との融和」「自然との共生」をなす「QUIET SPORTS」のフィールドを想定したアイテムとスタイリングを提案する。80~90年代に見られたWOOLRICHのアウトドアウェアを軸に、朝焼けや夕日をイメージした自然に溶け込む色を基調とした中間色や、水や空をイメージしたブルーのバリエーションで色付けする。
通常のナイロンと比べ軽い中空糸ナイロンを使った超軽量素材のダウンジャケット「ウィンター パトロール ダウン パーカ」(63,720円)は、60/40クロスに似た表情を持つDWR(耐久撥水)加工素材を採用。GORE-TEXを使用した「リッチズ ジャスパー ダウン パーカ」(85,320円)は、着脱可能なフードを取り外してレトロなスキージャケットのようなイメージになるようにデザインした。両アイテムともにWOOLRICHの代名詞でもあるV字模様のステッチワーク「シェブロン」ステッチングと、その角度に合わせたカッティングやディテールを取り入れている。
ブランドの代表作となるアークティックパーカに、アウトドアの機能性をさらに高め、GORE-TEXを用いた「アークティックダウンパーカ」(95,040円)は、650フィルパワーのダウンでボリュームを出し、着脱可能なインナーの襟パーツは中綿仕様にすることで、汚れやすい襟まわりの単体洗濯を可能にした。最新技術で合成繊維から生み出されるリアルな触感のエコファーを使い、環境保護にも取り組む。
レイヤードにより保温効果を高めた「ウィンター ロッジ オーバー コート」(46,440円)は、50デニールのナイロン100%の素材に、高密度に縮ませる加工を施しシワ感を出し、DWR(耐久撥水)加工を施したほか、防風性を考慮した袖口の仕様や、後身のみのウェストコードなどシンプルな機能に加えて、長い着丈と大きめのサイズ設定で、アウターやザックの上から羽織れるデザインになっている。
「マッフル ダウンパーカ」(85,320円)は、通常は裏地として使われる防水メンブレン(フィルム)をあえて表地に取り入れ、製品染め。ストレッチ性がありつつ独特な光沢感や染めムラ、シワによる、特別な雰囲気でアークティックパーカをベースにミニマムな一着に仕上げた。
コアに中綿を使用し、周りをコットン/ポリエステルで1本の糸にしたバスケット編みニットを用いた「パデッド ヤーン ニット クルー」(45,360円)は、重厚感のある見た目ながら、軽量で保温性を高める機能性も併せ持ち、ハードシェルのアウターとのレイヤードも提案。クラシックなロンストにストレッチ素材を組み合わせたボタンダウンシャツの「ランチ ストライプ ワーク シャツ」(23,760円)は、湿気を逃がし動きやすいように、背面と袖下にコットン/ポリエステル素材を採用。フィッシングシャツに装備されている様なポケットディテールは、トレッキングに重宝する位置とサイズにデザインし、シャツでトレッキングを楽しめる実用的なアイテムとなっている。
耐久性と撥水性を兼ね備えた「ウィンター ロッジ パンツ」(24,840円)は、オーバーコート同様に50デニールのナイロン100%の素材に加工を施し、高密度に縮ませることでシワ感を出し、DWR(耐久撥水)加工。90年代のスポーツパンツをイメージしたイージーなデザインで、腰回りにはゆとりを持たせ、切り替えで動きやすいパターンメイクも特徴だ。
そのほか、「QUIET SPORTS」のフィールドを想定したアイテムを多数ラインナップ。
8月下旬からウールリッチ直営店と各取扱店舗で販売予定。