定番をステップアップさせたnanamicaの2020年春夏コレクション
- By HighsnobietyJapan in style
- 2019年12月19日
nanamica
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ブランド:nanamica(ナナミカ)
シーズン:2020年春夏
キーアイテム:速乾性と脱臭効果に優れたALPHADRY素材が採用されたクラブジャケットとイージーパンツには、速乾性と脱臭効果を備えた生地を採用し、あえてムラを出したシルクスクリーンプリントで新しさを加えている。ユニークなパターンの夏の定番アイテムは、組み合わせて着ることも、別々で着ることも可能だろう。
リリース日:確認中
オンラインショップ:nanamica
エディターズメモ:nanamicaは、昨シーズンのテーマ「roots」を再度2020年春夏のテーマに設定し、強調している。ブランドのコレクションアイテムのルーツは、長く着ることができ、全ての年齢層の男女に着用され続けることだという。
ネイビーやブラック、ベージュ、ブラウンといったスタンダードな色が、2020年春夏のnanamicaのメインカラーとなっている一方で、クラシックなスポーツカラーのマスタードやティールブルーのアイテムもある。シャツには、淡いライムグリーンが使われつつ、ニットがフェード効果を主張している。スモーキートーンのブルーやグリーン、ピンクといったシーズン半ばでも着られるスタイルも登場している。
nanamicaは昨シーズンのテーマ「roots」を継続する一方で、ベーシックなアイテムを似たかたちで制作している。ブランドはキャッチーなアイテムは存在しないと主張するも、その詳細は謎に包まれているが機能性は確かだ。1940年代、1950年代のミリタリーパンツを元ネタとして作られたチノパンや、1950年代~1970年代のアメリカのオフィスでの格好から着想を得たシャツがある。
nanamicaはGORE-TEXも新たに使用している。2層構造となっているGORE-TEX PALTICLE®︎ PLUS素材を採用し、素材は非常に薄くて軽いだけでなく、雨風を防ぎ、通気性も良いものとなっている。この非常に優れた素材は、フランス軍のスモークパーカーを作り直したものや、ステンカラーコートに用いられてる。
オオニシアキオによるアートワークは、オーバーサイズのウィンドブレーカーやゆっくりと編むことで柔らかい生地に仕上がったTシャツに施されている。
- Words by: Jonathan Sawyer