Vivienne Westwood 2023年春夏コレクション
- By HighsnobietyJapan in style
- 2022年9月29日
ブランド:Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)
タイトルである「BORN TO REWILD」が、コットンアンダーウェア、エンブロイダリーデニム、フォーマルフィルクーペ、ピンストライプジャカードスーツなどに様々な形で落とし込まれたコレクション。
テイラリングやシャツ、オーガニックデニムに採用した、カットアウトや裂け目をパターンに持ち込んだ新しいシルエット、京都から着想を得たブローセル・クリーパーズ、フットボーラーの様な誇張した肩と絞ったウエストなどに個性が光る。
ネオンカラーのサマータータン「マカンディ」は、18世紀のフランス人のブリティッシュドレスへの熱狂から着想し、1998年の「アングロマニアコレクション」で生み出されたもの。今回はプラットフォームシューズやキルト、コルセットスカートやボマージャケットにカラフルなタータンのツイード生地を使用。
ブルーとホワイトのイングリッシュスクールストライプスーツやイギリス発祥のジャガードデニムのスタイルには、ケン・ラッセル(Henry Kenneth Alfred Russell)の写真集より、テディガールをイメージしたプラットフォームサンダル、14世紀のドイツの針仕事をイメージした幾何学模様のニットウェアを合わせた。
メゾンの代名詞ともいえるハートのモチーフは、ゆったりとしたジャカードのフェルパやニットウェアのほか、巧みなパターンワークを活かして新しいシルエットのドレスやコルセットにも採用。
インフィニティ&サターンプリントのユニセックスのテイラリングはホロスコープ占星術のサターンリターンから発想し、大きな変化と変容の時期といった意味を込めた。
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