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Where the runway meets the street

ブランド:FERRAGAMO(フェラガモ)

FERRAGAMOは、2024年秋冬コレクションを発表。

クリエイティブ・ディレクター、マクシミリアン・デイヴィス(Maximilian Davis)は、独自の視点で1920年代を探求。

短いヘムライン、流れるようなファブリック、ドロップしたウエスト、リラックスしたカッティングなど、その自由なアイデンティティと、19-20世紀の2つの感覚を持ち合わせた1920年代の自己表現を反映。また、ジョーン・クロフォード(Joan Crawford)やグレタ・ガルボ(Greta Garbo)など、男性的なシルエットを好んだ当時の女優達のワードローブを広い肩幅、重厚なウール、しなやかなレザーに落とし込んだ。

スピークイージー(禁酒法時代に密かにお酒を提供していたバーなど)を通じて社会に対する意見を交換する際に着ているものを隠し、身を守るために使用していた1920年代を表徴するアイテムの一つ、ブランケット・ケープもお目見え。

フットウェアからは、スウィートハートシェイプのサテンパンプスやエレガントなTストラップのスティレットヒール、アーカイブから着想を得たストラップサンダルをはじめ、アンドロジニー(両性具有)の精神にもとづき、伝統的なブローグシューズのディテールやモンクストラップのバックルなどのメンズシューズの要素をシガレットヒールのミュールに取り入れたアイテムが揃う。

バッグからは、アイコニックな「ハグ」バッグのシーズナルバリエーションとして、フェザー、グレインドカーフなどに加え、950枚のラミネートレザーのスパンコールを19時間かけて手作業で縫い付けた人魚の鱗のような特別なモデルも登場。「フィアンマ」バッグには、コレクションテーマを反映した新しいサイズと陰影のあるアニメーションが仲間入りし、さらにFERRAGAMOの故郷フィレンツェのシンボル、ユリの花をモチーフにしたガンチーニで開閉するソフトなフォルムの新しいハンドバッグも登場。